加夜奈留美命神社
(かやなるみ−の−みこと)

高市郡明日香村栢森358 its-mo



交通案内
近鉄橿原神宮駅 奈良バス明日香観光会館前(石舞台) 飛鳥川沿い徒歩50分

祭神
加夜奈留美命


由緒
 明治初年まで葛神社と呼ばれていた。また「高市郡神社誌」では式内社の滝本神社に比定し、本来の加夜奈留美命神社を雷丘としている。
 出雲国造神賀詞は、大穴持命が国土を天孫に譲って出雲の杵築へ去るに当たって、自らの和魂と子女の御魂を大和に留めて皇室の守護とすべき事を誓うが、その中に 「賀夜奈流美命の御魂を飛鳥の神奈備に坐せて」とあり、これを当社の創始としている。
 途中遷座があったが加夜奈留美命の本霊は留まったとされている。
 加夜奈留美は高照姫の別名とする説明もある。
 今日、この栢森の加夜奈留美命神社が飛鳥の神奈備に坐した由緒を持つ古社に比定されているが、根拠は「栢森」を加夜の杜と理解したものであり、ここからは飛鳥に遠く、飛鳥からは見えない難点がある。 他の有力な説は明日香村大字阪田の南の「戒成:かいなり」の背後の南淵山は「飛鳥の神奈備」にふさわしく、飛鳥から望める山である。

お姿
  ひっそりとした村にひっそりと鎮座し、杜もひっそりとしている。杜は貧しくはない。杉、桜、檜、樫の木が美しい。

本殿と鳥居、拝殿


お祭り


大和の神々
神奈備にようこそ
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