菖蒲池神社
奈良市あやめ池南九丁目 mapfan

鳥居

交通案内
近鉄奈良線菖蒲池駅 南500m



祭神
市杵島姫命、菅原道真、野見宿弥



由緒
 『日本書紀』推古天皇十五年、倭国に高市池・藤原池・肩岡池・菅原池を作る。山背国に大溝を栗隅に掘る。河内国に戸刈池・依網池を作る。また国毎に屯倉を置く。と記されている。菅原池が蛙股池のことである。
 菅原池の守護神として祀られたのが始まりである。
『奈良市史・神社』

 祭礼は7月7日の弁天祭、10月第二日曜日の大祭。

本殿

神社前の綾女橋から東方面を見る。

お姿
 蛙股池はまさに絵に描いたような蛙股の形。中央に鎮座し、前には綾女橋がかかっている。
 綾女とは市杵島姫命のことだろう。池の守護神の水神でもあるが、織姫でもあるのは祭礼日が7月7日になっていることでも判る。



菅原神社
奈良市菅原町 its-mo

 この辺りは菅原郷と呼ばれ、管家一系三神の天穂日命、野見宿弥、菅原道真を祀る菅原神社が鎮座、道真公誕生の地として知られている。式内社添下郡の同名社とされる。
 祭神の天穂日命、野見宿弥は土師氏の祖で、殉死に買えて埴輪を作ったとされる。当地も良質の埴土がとれ赤膚焼の窯もある。

 菖蒲池神社は菅原神社の末社。

鳥居

拝殿

本殿


参考『奈良市史・神社』

大和の神々
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