八所御霊神社
奈良県奈良市秋篠町742 mapfan

鳥居と拝殿

交通案内
近鉄西大寺駅 北西1km

祭神
崇道天皇、伊予親王、藤原夫人、橘逸勢、文屋田宮麿、藤原廣嗣、吉備大神、大雷神

本殿

由緒
 由緒沿革は定かではない。
 社伝によると以下の通り。秋篠寺の鎮守であり、本殿は宝亀十一年(780)に創建され、保延元年(1135)類焼の厄にあったが、同年再建された。当初御霊神社と称したが、貞観年間(859〜877)八所御霊神社と改称した。

本殿


お姿
 本殿は三間社流造で装飾は少なく、木割の太い簡素な建物。室町時代の様式が残る。古い町並みの高台に鎮座している。東向き。
 春日遷しのようであり、それも古い方に属する貴重な遺構である。

 参拝は午前中であった。玉砂利にきれいな筋目があり、歩くのも気が引ける。また秋篠寺と同じく苔が実にきれい。

お祭り

 10月 9日、10日 例大祭

秋篠寺の苔のきれいな庭

参考 『奈良市史』

大和の神々
神奈備にようこそ

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