神武天皇社 御所市柏原246 mapfan

鳥居

 祭神
神倭伊波禮毘古命

 社頭の説明板による。
 神武天皇の即位した場所といわれている。 天保四年(1833年)正遷宮の棟札がある。
 摂社にホンダワラ社があり、土佐街道(壺坂道)の南側で、サワリの神とされている。間神社とよばれる。 神武天皇社の鎮座する一つ南側の道の南側に北向きで鎮座、当社よりやや東側になる。
ホンダワラとはヒジキのような海藻で万葉では玉藻などと詠われている。 神祭に関連したのかも知れない。


本殿

 亨保二十一年(1736年)の『大和誌』には橿原神宮は柏原村にありと記し、本居宣長も明和九年(1772年)の『菅笠日記』に、畝傍山の近くに橿原と言う地名はなく、一里あまり西側ににあることを里人から聞いたと記している。

 里の北西に143mの本馬山がある。神武天皇の掖上の間丘に登って、国見をしたといわれているが、この山では低いようだ。 今でもこの地方を掖上と言う。


たたずまい
 本殿は流れ造。 小高い丘の上に鎮座、北側を蘇我川の支流が流れ、その向こうは小山であり、間丘とされているのであろう。

 橿原神宮に合祀との話を聞いたことがあるが、地元は当地こそと頑張っているように見える。心意気、荘とすべし。




交通 JR掖上駅 北へ10分

祭礼 10月16日


ほんだわら社
 

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