為志神社遺蹟石碑由来から
式内古社
為志神社に伊古比都幣尊祭神として古く栄え延喜式には忍海郡二社の筆頭に記載されている由緒正しい神社で久しくその尊厳を発揮してきたが明治三十九年の勅令社寺合併令により明治四十三年二月八日をもって式内大社葛木坐火雷神社に合併されて今日に至った
しかるに廃社の後人々は社殿の跡に為志神社遺蹟の石碑を建てあたかも神殿に対するが如くこれを崇敬してきたのである
人々の志実って社殿を再建し祭神を還しここに式内小社為志神社の再建が成就したあとなり為志神社遺蹟の碑を温存する所為である
昭和五十七年十月十七日
式内社為志神社
再興発起人一同
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