熊野神社
奈良県御所市茅原287 its-mo



鳥居と拝殿

交通案内
JR玉手駅 北へ300m



祭神
伊邪那美命、速玉男命、大事忍男神



由緒
 役行者生誕(634年)の地とされている吉祥草寺の鎮守として勧請された熊野権現である。

 吉祥草寺は役小角の開基、舒明天皇の創建と伝えられる。本尊は五大尊で、不動明王を中心に大威徳明王・降三世明王・軍茶利明王・金剛夜叉明王を配する。開山堂には役行者と母像が安置されている。
 県指定無形文化財となっている松明儺々会(とんどだだえ)が一月十四日に行われる。寺伝によると天智天皇四年に役小角が四海静謐・五穀成就・万民豊楽を祈念して始められたとする。

 祭神の大事忍男神は諾冉二神の国生み後に現れた神であり、あらゆる時・あらゆる空間で、一切万事を行き届き、的確に行われるという神と言う解釈がある。また事解之男神と見なすこともできる。「事瑕:コトサカ」とは離縁・絶縁の意味であるが、諾冉二神を別れさせるのは未だ速い。


お姿
  壺坂寺参詣の道ー土佐街道とも言うーに面して鎮座、この道を東に行けばサワリの神(ほほま神社)が鎮座していると言う。

本殿と西側の吉祥草寺



お祭り
例祭 10月 9日

吉祥草寺

大和の神々
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