大倉姫神社


奈良県御所市古瀬377 古瀬its-mo


奈良県御所市戸毛1610 戸毛its-mo



古瀬の鳥居と社殿



交通案内
古瀬 JR・近鉄 吉野口駅 東へ300m
古瀬の社から西の309号線を北へ行く。500m。戸毛に入りすぐ。



祭神
大倉姫命、『旧事本紀』下照姫の別名


戸毛の鳥居と社殿



由緒
 延喜式内社大倉姫神社の論社。戸毛は古瀬からの分祀と云われる。
 古瀬山口神社の若宮とされ、「小宮さん」と呼ばれている。 また、ウグイスの宮とも云われたと云う。神名帳に一名雲櫛宮と中があり、ウングシがウグイスに訛ったとの説があるようだ。

 大倉姫は大己貴命の御子下照比売の別名と云う。 享保四年(1719)の神光寺高鴨神社記に「南佐味村 大川大倉ト云、雲櫛ト云、高姫尊也」と記されている。 この大川は大川神社として現存する。

 中世には古瀬、戸毛は高市郡巨勢郷に属しており、葛下郡の式内社に比定するには更に論証が要る。


お姿
 古瀬は一尺八寸X二尺の本殿。『御所市史』では、志賀剛博士はここを許世都比古命神社に比定する考え方。

 戸毛は国道に鳥居があり、石段を少し登る。狭い社域だが、落ち着いた雰囲気で鎮座。



お祭り
古瀬  9月 十五夜
  戸毛秋祭 10月 6日

大和の神々
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