小泉神社

大和郡山市小泉町2333 mapfan

鳥居


交通案内
JR大和路線大和小泉駅 西へ徒歩15分



祭神
素盞嗚命、譽田別命
 摂社
  九頭神神社  九頭神明神
  片桐神社   片桐旦元
  玄宗稲荷神社 玄宗稻荷
  八幡神社   八幡大神



拝殿



由緒
 創祀は明かではないが、宮座に所蔵する永正五年(1508)の『小泉南北之御宮日記』があるが、かっては南と北の宮があり、祭礼は南の宮が九月六日、北の宮は九月七日で、十人の頭人からなり、田楽・猿楽を奉納したようである。

 享保九年(1724)の矢田寺所蔵の『金剛山寺明細帳覚』に、「氏神牛頭天王」「氏神八幡宮」と寛文年間(1661〜73)以前に当社へ遷座した九頭天王、天満天神、稲荷社の現在の境内社名が記されている。

 当社宝庫に保管の女神像は、一本木で約25cm、藤原中期の作らしいと『大和郡山市史』に記載がある。(『奈良県史5』から)



本殿風景

お姿
  本殿は一間社春日造檜皮葺で、室町末の造営と推測され、国の重文。
 神門をくぐると広い庭があり、拝殿の左右に摂社が並ぶ。



九頭神社
 


お祭り

例祭  10月 9日

平成祭礼データ
参拝のしおり 小泉(こいづみ)神社略記



 当社は奈良県大和郡山市小泉町桐之内2、333番地に鎮座しており、素盞鳴命、誉田別命をお祀りしている。

 御由緒 人皇第百代、後小松天皇即ち、今を去る約500年以上、明徳。応永年間(室町将軍三代〜四代に亘る)此の地方一円の守護神として現在の神域に斎(いつ)き祀られた。その後天文年間当地の豪族小泉四郎左エ門と云へる者が社殿を改築し遷座祭には京都の神祗官領より来社され祝詞奏上の上奉幣行事が行なはれて以来。現時に及ぶまで四五〇年間連綿として古式そのままの慣習として毎年。秋の例祭には神社独特の五色の幣をって奉幣行事を執り行い来たれるは実に神社の誇りとする処。その昔を偲ばれるものなり。されば往昔より此の地方の農・工・商・すべての産業開発・方除・治病・禁厭・厄除・交通・縁結び・等世の中のあらゆる幸福をもたらせる神であり人間生活の守護神として地方住民の崇敬篤く室町江戸時代を通じ遠近よりの参詣者絶ゆる事なく社頭は常に賑はいを呈せり。その後攝津の国、茨木より片桐且元の弟・貞隆公が藩主と成るに及び歴代藩主の崇敬篤く毎年例祭には片桐家より献茶の儀が行はれていた等由緒深き古社なり。  
   以上

参考 平成祭礼データ、寺院神社大事典、奈良県史


大和の神々

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