神御子美牟須比命神社
(みわのみこみむすひめじんじゃ)
宇陀郡菟田野町大神281 mapfan


鳥居


交通案内
近鉄大阪線榛原駅 奈良バス莵田野行きで古市場下車 北に1km、東に1km。


祭神
神御子美牟須比賣命


由緒
 延喜式神名帳宇陀郡の「神御子美牟須比女命神社」に比定される。
 社伝によると、寛平五年(893年)に大神神社(桜井市三輪)の分霊を遷祀、三輪の奧宮と称し、地名も大神と呼ぶようになったと言う。 現在も大神神社鎮花祭の百合根、率川神社の三枝祭の笹百合を当社からも補助として出している。古くからの大神神社とのつながりを思わせる。
 創建を寛平五年とすると延喜年間まで20年程度であり、短い期間に式内社に選ばれている。大神神社の御威光であろうか。


本殿



お姿
  大神集落の東北の高所に鎮座する。 山間部の農村であり、人々はゆったりして親切である。村も美しいが、過疎化は避けられないのであろうか、 現在は16所帯で神社を守っている。

 神社の背後の山に分け入ると北東へ登る道があり、すこし行くと二俣になっており、左側のやや下りの道を行くと大きい岩陰に祠が置かれていて、その右側に小さく水が流れている滝(のようなもの)があり、上に注連縄が掛かっている。陰陽の祭祀である。これが当社の奧の院である。


奧の院 いこまかんなびさんご提供

拡大 左にの赤い祠 右に滝の注連縄



お祭り
 例大祭 10月20日

大和の神々
神奈備にようこそ
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