九頭神社
宇陀市室生無山543
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神奈備山と鳥居
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交通

 室生口大野から染田行きバス無山東下車

祭神

神 合祀 天照皇太神 應神天皇、天兒屋根命


由緒

 元禄時代に多田地域から無山や染田が分離したのであるが、それまでは多田の九頭神社が地域の祭礼の中心であったと言われる。
 創建は元禄時代なのか、神社は先に鎮座していたのか、よく判らないが、参詣した感じでは、もっと昔からの鎮座のように思えた。それは杉の巨木、国栖の民の誇り高き気概を示しているたたずまいは、ただならぬ神社と思わせるに十分なお姿。  

本殿

本殿右の合祀神を祀る三社神社


お姿

 社殿の竜と虎の絵はこの近辺の都祁村南之庄の国津神社などに見られる。 拝殿横に皇祖遙拝所があるが岩信仰の跡のようにも思える。
 右の社殿前の下部に水神を祀るに相応しい水場がある。

 後で聞いた話だが、近くの崖に竜のようなものを彫った石が現れたそうだが、下からはよく見えないそうだ。室生の大野の摩崖佛を認識できなかった視力ゆえ、見に行かなかった。かっては無山に海神社が鎮座していた。それとの関連もあるもかも。

皇祖遙拝所と本殿右の社殿

本殿の側面の竜虎
 

お祭り

秋季例大祭 10月 17日

大和の神々
神奈備にようこそ
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