十八神社
奈良県宇陀市榛原町額井614 yahoo-map


鳥居



祭神

神倭磐余彦尊
境内社
 三社権現
 両大神宮
 春日大明神

拝殿


由緒

 創祀については延長五年(927)との伝承もあるが、信憑性が薄いと『奈良県史5』(神社)は言う。
 実に見晴らしの良い神社である。

本殿


お姿

 背後の山を宮山と言う。その向こうに大和富士とされる額井岳がある。額井岳が高く中央にあり、三つの山並みがならび、あたかも山の字の如くである。
 拝殿左右に池がある。きれいな水が沸き出しているようだ。宮山の中腹に「吹き出る水」があり、額井とよばれたという。

 本殿は春日移しのようであり、彩色が美しい。

社殿

お祭り

例祭  10月 28日

 平成祭礼データ 十八神社

 参拝のしおり

 祭神 神倭伊波礼毘古命、境内社 三社権現、両大神宮、春日大明神
 創建不詳、往古は、極楽寺(現廃寺)の鎮護社であったものを、のち、大字額井の産土神として崇敬し、現在に至る。
 古事記には「神武天皇御東征の頃に撃兄師木、弟師木之時、御軍暫疲、爾歌日楯並めて伊那佐の山の樹間よもい行き候ひ、戦えば、吾はや飢ぬ、島津鳥、鵜養(額井の先祖)が徒、今助に来ぬ」とあり、この縁により、祀る。他には、手水の流水は額井岳中腹、一清の杜(龍神を祀る)の涌水による神水である。

以上

大和の神々
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