九頭神社
天理市苣原町376 its-mo

交通案内
天理駅よりバス苣原町方面行きバス 苣原下車 


九頭神社はここを下った所に鎮座



祭神

建御名方神

由緒とお姿

苣原町山内に鎮座、元は吉田神道の直轄社、惣社九頭神社と言われた。祭神は社名から龍神。現在は建御名方神としている。

境内には、以下の小祠が並ぶ。
 事代主命
 金刀比羅大神
 奥津比古大神、奥津比大神
 拾羅大神の札がかかっているが玖羅大神であろう。
 天照大御神、春日大御神、鹿島大神

吉田神道とは応仁の乱の頃、京都の吉田神社の神官であった吉田兼倶(1435-1511)が唱えた。当時まで主流であった本地垂迹の説への対抗的な説で、神が元で仏が神の現れであるという神本仏迹の思想を唱え、日本のすべての神が吉田山に集って、大本宮に収まっていると主張、吉田の宮は八角形の神殿。
 神とは観念的な存在ではなく、天地に先立ち天地を定め、陰陽を越えてなお陰陽をなす。始め無ければ終わりなく、天では神、物では霊、人の場合は心とする。

 神社にお詣りして心静かに自分の心を見つめる。

 本殿は1m程の高さの地の上に建てられていた。

九頭神社本殿



九頭神社拝殿


 所でこの神社の北側を北西に川が流れており、神社も北西の集落の方を向いている。拝殿の正面すぐにトイレがあり、入り口は拝殿を向いている。トイレが神社と集落の間に見事に立ちふさがっている。

お祭り

 10月15日 僅かな人数だが神輿が町内をまわる。  


須賀神社(八頭神社)(天理市苣原町) 

 南向きに鎮座。神社名からは素盞嗚尊を祀ると思われる。 八頭は八岐大蛇のことか、草薙剣のことか、この辺りに多い九頭より一つだけ少ない名前が面白い。
 かっては境内に薬師堂があり、本尊は平安後期の様式の阿弥陀如来で、神仏分離の際、東側近くの大念寺の本尊となっている。大念寺は向台山と号し、融通念仏宗とか。

八頭神社


大和の神々
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