都祁山口神社(つげ)
奈良市都祁小山戸640 its-mo

交通案内
近鉄・JR天理駅から針インター乗り換え、榛原行きバス並松下車 南へ2km
近鉄榛原駅から針インター行きバス並松下車 南へ2km


祭神
大山祇神
境内社 合殿社、恵比須神社

由緒
 水分神社とともに山辺郡所属の式内大社。古代の都祁は重要な地域であった。何故このような山間部が重要視されたかが問題である。
 また鎮座地の小山戸はオウヤマトであり、ヤマトである。また大和都祁から近江柘植までの広い地域を邪馬台国の都支(闘鶏)の国に比定する事も考えられる。木津川上流に当たり、淀川から瀬戸内海へ出れる。また琵琶湖方面にも出れる。 天日矛が邪馬台国の主宰者とすれば、この地域名のヤマトがキイを握っている。 伝承ではあるが都祁村に隣接する桜井市側に白木と言う所があり、この地に新羅の王子天日矛が新羅城を築いたと言う。傍証にはなろうか。
 都祁山口神社は天理市杣之内町東垣内(旧山口村)にも鎮座しており、式内社の論社である。
 当社の背後の山の上に御社尾の神石と呼ばれる巨石があり、水分神が降臨したと伝わる。水分神の上社と呼ばれている。古墳時代の祭祀遺跡が神社と神石周辺に多く発見されている。
 また神社の前の田圃の中に大きい木と鳥居がある。御社尾の神石の最古の祭りの場所であろうか。

田圃の中の森神


お姿
  都祁の神社は手入れが行き届いている。美しい。この村の家屋も大きく、豊かな地域でと見える。心の余裕であろうか。 大阪からどの方面でも田舎へ行くと、田舎の家屋は立派であり、当然敷地も広い。中小企業主を別にすれば、都会のサラリーマンや工員は低所得の上にその所得を完全に捕捉・徴税されている。加えて、補助金の恩恵にあずかることはない。高層ハモニカ長屋か兎小屋に住むしかない。 10−5−3の徴税を6−6−6とすればそれだけで日本経済は復活する。

鳥居


本殿


御社尾の神石


お祭り

 4月23日 御田祭
 5月 下旬 毛掛篭
 7月 1日 夏神楽祭
 8月25日 風の祈祷
10月24日〜25日 例祭

大和の神々
神奈備にようこそ
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