沼島八幡神社
兵庫県南あわじ市南淡町沼島 yahoo

鳥居


交通案内
沼島浦の中央

祭神
譽田別尊 配祀 足仲津彦尊、息長足姫命
摂社
八坂神社、日吉神社、平野神社、住吉神社、恵美酒神社、海積神社

神門


由緒

 永享八年(1436年)梶原俊景が京都石清水八幡宮の分霊を阿万八幡宮を通じて勧請・創建したと伝えられる。 海上安全、武神。

 石段下に海積神社(八大竜王社)と恵美酒神社が祀られている。この島の守護神は八大竜王さんだったと神宮宮の縁起に書かれていると云う。
 沼島浦の真ん中に鎮座、海人族が上陸し八大竜王を祀っていた上に北条家に睨まれた頼朝の重臣梶原景時の裔の梶原越前守平俊景が縁の沼島へ逃れてきて、八幡神を祀ったと云う。平家落人か源氏落人か。

本殿


お姿
 沼島には楔形の沼地があり、今も一部が残っている。それでも小島のこと、水への渇望は強かったのであろう。
 境内周辺の鎮守の森にはスタジイ、ホルトノキ、タブなど樹齢二百年の樹が社叢を形成。


お祭り
  5月 4日 春季例大祭
  11月 3日 例祭
6月 1日 神宮寺の愛染さんの夏祭
8月14日 神宮寺のおのころ碑供養。

神宮寺

 当八幡神社の神宮寺ともなり、現在は別当宅であった地に移転している。

 真言宗の寺院、元慶四年(880年)の開基と云われる。庭園が有名で、斜面を利用して蓬莱石を巧みに並べて枯滝や人字を表し、真言の思想を何か表しているのだろうが、不明。

庭園と3面瓦
 

沼島の地図 八幡神社が重心に鎮座

 『おのころ島物語』おのころ会、『南淡町の文化財ふるさと訪ね歩き』

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