春日神社
姫路市豊沢字左禰ぎ46-4 its-mo

鳥居

交通

姫路駅 南400m



祭神

武甕槌大神、天兒屋根大神 配祀 布都主大神
摂社
神明社「天照大神」、
孫太郎稲荷


拝殿


由緒

 『平成データ』には比売神の名が見えないが、『姫路の神社』には比売神をも祭神としている。祭神を書かない、忘れる?と云うことはいかがなものか。
 『播磨鑑』によれば、八木春日ともいい、神功皇后が麻生山に御座の時、大己貴命(別名大国主命)に告げて八木杉を植えさせ、寛和二年(986)巨智延昌が勧請して祀ったと伝えられる。
 『播磨名所巡覧図絵』には、春日明神として、春日の荘芝原にあり。例祭には妻鹿浦海中、鳥井崎へ神幸あり。云々とある。


本殿



お姿 

 大きい鳥居だが、その前は狭くフェンスになっている。楠、樫などの木がほどほどにはえている。
 南面して鎮座、社殿はコンクリート製。
 神社の南100m程度の所に、刀の宮地蔵尊と孫太郎稲荷神社が並んで鎮座している。
 由緒は以下の通り。
 平安末期の頃、京三条の刀匠宗近が豊前の宇佐八幡に神剣奉納のため下向の途中此の地で病(歯痛)に臥 ある夜夢に老翁現れ曰く「御神体は先年当国(播磨国)の松原八幡宮に移り、豊前まで下向するに及ばず、この地にて剣を鍛え八幡宮に奉納せよ」 宗近此の神託により刀を打たんとすれど相槌なきため如何にすべきかと困りし時都より稲荷神ー孫太郎狐来たりて相槌を打ち一口の神剣を松原八幡宮へ奉納できた。後、宗近は此の地で没した。里人、其の跡に一宇の小堂を建て地蔵尊を祀った。


孫太郎稲荷と地蔵堂



お祭り 

 10月 9日 秋季例祭

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