交通
播但線砥堀駅 北400m 西の山裾
祭神 大歳神 摂社 権現社、天神社、出雲社
由緒
元禄十年(1697)、増位山の峰の一つである弥高山麓北側から当地へ遷座したと伝わる。 天明二年(1782)の播磨国寺社明細帳には、大歳大明神社として檜皮葺南面と出ているが、現在は山を背にして東面する。この地区は『播磨国風土記』の飾磨の郡大野の里に当たり、古くから開発された所であり、その当初に大年神を勧請したものと『姫路の神社』にある。
お姿
社頭掲示によれば、燈篭、狛犬、鳥居などの石造品のうち、江戸時代のものが幾つかあると云う。平成十年に幣殿拝殿の大改修工事がなされた。 大きく立派な拝殿と広い庭だが、まだ新しさが残っていて、古社の荘厳さが伝わって来ない。
お祭り 10月 9日 秋季例祭
『姫路の神社』神戸新聞総合出版センター 『兵庫県神社誌』(昭和十三年) 『古代播磨の地名は語る』姫路文庫