奥氷川神社
東京都西多摩郡奥多摩町氷川178 its-mo

鳥居


交通案内
JR青梅線(奥多摩線)奥多摩駅下車南へ4分


祭神
素盞嗚尊、奇稻田姫命、建御名方命

拝殿



由緒 

 創建の伝承は、日本武尊が東征の折りに祀った社を起源として、貞観二年(860)出雲臣と同族の无邪志国造が奥氷川大明神として復興したと伝えられている。もとより定かではない。

 また大宮の氷川神社と所沢の中氷川神社と当社が一直線に立地し、ほぼ等間隔にあることから、里宮・麓宮・山宮の関係にあるとする見解もあり、武蔵三氷川とされている。興味深い。

 嘉応三年(1171)、相殿に建御名方命を祀る。

 当社の南約500mの愛宕山麓に愛宕神社が鎮座している。この付近に阿羅波婆岐(あらはばき)社があったそうで、現在は愛宕神社に合祀されているとのこと。祭神も手名槌神・足名槌神となっている。

明神造の朱色の本殿(覆殿の中)


お姿
 駅から近く、行き過ぎそうになった。
 411号線の道路の下側に鎮座している。周辺からは奥宮の雰囲気は失われているが、一歩境内に入ると、周囲や本殿背後はは木々が多い。特に鎌倉時代に植えられたとされる三本杉が古社の面影を伝えている。樹齢800年。

三本杉


お祭り


7月 下旬日曜日 夏季例大祭

参考 『平成祭礼データ』、

神奈備にようこそ

2015.5.17
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