鎌宮諏訪神社
石川県鹿島郡鹿西町金丸字洲端 Google
鳥居
交通案内
JR七尾線金丸駅下車北へ10分
祭神
建御名方命
由緒
邑知地溝帯帯の西側の眉丈山山系の麓に鎮座する。この地域には六世紀代の金丸宮地古墳や遺跡などが点在する。
柳田国男は『御頭の木』という論文で当社を紹介し、鹿島郡と羽咋郡との境界に当たり、境界争いがたえなかったので、諏訪神を勧請することで争いを治めたのではないかと記している。
ご神木
お姿
古くから社殿はなく、境内中央に枯れたタブの神木と若木を石の玉垣で囲んでいる。
お祭り
8月 27日 鎌祭
タブの木に二丁の鎌を打ち込む。日足鎌と薙鎌と云う左右一対の鎌の刃先にそれぞれ稲穂と御幣をつけたものを三方に載せて神前の祭壇に供え、神楽と祝詞奉上ののち、祭当の頭が烏帽子・狩衣のいでたちで金槌を手に神木の幹にそれらを打ち込む。能登半島の奇祭。
ご神木 若木 枯れた木
参考:『日本の神々8』白水社
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