高向神社
福井県坂井市丸岡町高田1-7 地図

鳥居

交通案内
芦原温泉駅からバス永平寺行き板倉下車


祭神
 継体天皇 配祀 振媛命(『平成祭礼CD』)
 振媛命、応神天皇(『神社明細帳』)



由緒
  越前国坂井郡の式内社。
 欽明天皇の時代に八幡大神として創祀されたが、いつの頃からか衰頽して国神神社の境内に遷座、後に合祀された。旧社地は水田になって「ふるどさま」と呼ばれていた。昭和五十五年に社殿が再建された。
 祭神の振媛は大層な美人であり、彦主人王が近江国高島郡三尾に別宅に迎えて妃とし、男大迹王をもうけた。まもなく、彦主人王が没したため、振媛は故郷の高向に帰って男大迹王を育てたと伝わる。

本殿


お姿
 九頭竜川が作る扇状地の北側に鎮座、高向一族が坂井郡を睨んだ絶好の地に拠点を置いたと言うこと。また神社の北東には六呂瀬山古墳群(5世紀初め)、南東には松岡古墳群があり、古代よりの重要な地であったようだ。


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坂井市丸岡町女形谷の「天皇堂」と言われる場所がある。大伴金村、物部麁鹿火、許勢男人らが男大迹王を迎えに来て会談を行った場所との伝承がある。

てんのう堂


お祭り
  9月 17日 例祭



参考:『日本の神々8』白水社、『平成祭礼データCD』、『式内社調査報告』巻十五

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