嘉祥神社
大阪府泉南郡田尻町大字嘉祥寺761番地 its-mo

鳥居

交通

南海本線羽倉崎駅 南西1km



祭神

保食神
摂社
 神明神社「天照皇大神」
 住吉神社「志那都比古神、志那都比賣神」
 海上神社「海津見大神、事代主大神」
 海南神社「事代主命」
 牛神社「猿田彦命」

二基の鳥居



由緒

 由緒不明。
 明治末期、海上神社、海南神社、牛神社を合祀した。
 元和三年(1617)の年号が刻印された破損した石燈籠がある。本殿一棟は桃山時代の建築美を伝える建物として大阪府より有形文化財に指定されている。

東側の本殿

お姿

 西向きの鳥居を入ると、南面する鳥居・社殿が二基並ぶ。
 奧(東側)が本殿のようだ。
 手前には二つの小祠が並ぶ。住吉神社と神明神社だと思われる。
 社域は一反程度、広くはないが、本殿前に巨木がある。これは遠くからもよく見える。

西側の二つの小祠


お祭り

 10月 9日〜10日 例祭

『平成祭礼データ』
嘉祥神社 由緒書

 当社の由緒は詳らかでない。元和三年十二月吉日に寄進せられたる破損せる石燈籠有り。御本殿一棟を桃山時代の建築美を伝える建物として大阪府より有形文化財に指定されている、元禄四年の寺社境内帳には嘉祥寺村一稲荷大明神、神主宮年寄十二人の内二人づつ一代廻り持勧請年号不知社地二百八十七坪、高六斗四升、井垣、拝殿、花表。と書いて有りました。寛保二年十一月十七日に領主岡部氏より御神寳を奉納せらる明和六年九月六日領主岡部美濃守より御神寳の奉納ありました。明治五年村社に列し明治四十一年八月三日字西濱の村社海上神社、祭神海津見大神、事代主大神、字北出の村社海南神社、祭神事代主命。字岡の下の無格社、祭神猿田彦命。を合祀し明治四十二年十月神饌幣帛料供進社に指定せらる。境内は三百坪を有し末社に神明神社、祭神天照皇大神。住吉神社志那都比古神、志那都比賣神を祀れるのが有る。氏地は本地一圓にして例祭は十月十一日なりしが氏子よりの要望を受けて祭日変更申請書を堤出して昭和五十九年六月二十七日付、神社本庁統理徳川宗敬殿の承認を頂き十月十日になる。
以上

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