八品神社
大阪府貝塚市澤480 its-mo

鳥居

交通

南海本線二色浜駅 北西へ600m



祭神

天櫛玉命

拝殿



由緒

 創建時期は不明であるが、古くから櫛の神として全国の木櫛職人、商人から崇敬されてきた。
 近義櫛は、平安時代に藤原明衡が著した『新猿楽記』に、和泉櫛として紹介されているように、この地の特産物である。
 神社は明治末期に南近義神社に合祀されたので、現在は沢町会が管理にあたっている。

 伝承では、仏教が伝来したとされる直後の560年頃、欽明天皇の時代に八種類の櫛造りの器具を持った渡来人が近くの二色浜に漂着、里の人に櫛の製造の仕方を伝授したのが当地での櫛造の始まりとされている。八種類の櫛造りの器具にちなんで八品神社を創建したと云う。

本殿

お姿

 海の香りが少しただよう台地に鎮座、西を向いているのは渡来人の故郷をむいているのだろうか。
 拝殿の北側に櫛塚がある。そのむこうに、北側の鳥居も見える。

櫛塚


お祭り

 

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