加毛利神社・宮崎明神
出雲市斐川町神氷神守1779 its-mo

鳥居はない。

交通
山陰線直江下車 南に2km



祭神
天津彦火火出見命、豐玉毘賣命、天津彦瀲武鵜草葺不合命 配祀 大歳御祖命、御年神



拝殿

由緒
 延喜式神名帳出雲郡の加毛利神社。出雲国風土記には加毛利社とある。

 彦火火出見命の后豊玉毘賣命が御子の鵜草葺不合命を生み給う際、産屋に八百蟹が来るのを彦火火出見命が掃守となった所以の神社で、蟹守の後裔が宮崎明神三神を奉して出雲に来て氏神としたのが当社と云われる。『古語拾遺』には掃部連の遠祖天忍人命が箒を作って蟹を払ったとの神話が載っている。

 蟹守から加毛利、さらには神守と地名も変遷してきたようだ。


本殿

お姿
 神社に鳥居が建てられていないのは、天津神の神社は国津神の鳥居、即ち出雲大社の鳥居より大きくあらねばならないとの夢諭しがあった。従ってその後は鳥居は建てられていない。
 氏子の家も門を作らないと云う。
 神社は小さい丘の上に鎮座している。


お祭り
 10月 19日  例祭

参考 『神国島根』、『式内社調査報告』

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