石田神社
東大阪市西岩田4

鳥居


交通案内
近鉄奈良線若江岩田駅 西へ300m 北側



祭神
誉田別命、帯仲彦命、息長足姫
また、『大阪府史蹟名勝天然記念物』は五十日足彦命



由緒
 古代の祭神は不明であるが、岩船の伝説がある所から、物部系の氏族が祖神を祀ったと考えることが出来るのかもしれない。 当社の北側に直径2mたらずの円錐形の二つの小塚が水田の中にあったと言う。東の塚を「幸神塚」、西の塚を「無名塚」と呼ばれており、 その塚の間が50mで、船によく似た岩があった。これは古代大きな石の船がここで難破したものと言う。

 当神社の創建は欽明天皇の頃で、この岩船に祭神が降臨したと言う。

 延喜式小社で弘仁式の時からの官社であった。

 明治五年岩田八幡宮から現在の社名に変えている。


お姿
  本殿は昭和十七年に再建、流造。 平坦な土地に鎮座、おそらくは微高地であったのだろう。

 塚を探しに行ったのだが、住宅が建て込んでおり、失われているようだ。

本殿



お祭り

夏祭  7月15日   例大祭 10月15日


参考資料
『社頭説明板』
『式内社調査報告第四巻』
『大阪府神社史料』

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