堤根神社(つつみね)
門真市宮野町8-34 mapfan


鳥居と拝殿


交通案内
京阪大和田駅 東北すぐ



祭神
 彦八井耳命、菅原道真
平成祭礼データでは 天照皇大神、素盞嗚神、大己貴神

摂社
九頭神社「九頭神」など

拝殿




由緒
 史跡茨田堤(まったのつつみ)跡に鎮座、茨田堤に生えている楠の巨木が御神体のように見える。樹齢500年と言う。 茨田とは萬牟田、湿地を意味する牟田からの地名。往古の河内湖の残存の証。*1
  仁徳天皇紀に、大陸からの渡来人の集団を使って堤防を作ったと言う。 新選姓氏録に茨田宿禰 多朝臣同祖、彦八井耳命の後也 男野見宿禰仁徳天皇御代造茨田堤 とある。 この茨田一族が渡来系の秦氏の技術を借りて堤を作ったものと思われる。この近くに秦、太秦の地名がある。

本殿と茨田堤の楠木




お姿
  本殿は覆殿の中のようだ。茨田堤は神社の後ろに南へ長くのびていたが市街化の波で削られていったが、 当社宮司の奔走で史跡に指定され、ようやく一部が残された。

茨田堤





お祭り 


*1 『式内社調査報告』河内
  日本の神々3(古田実)白水社

茨田連衿子と武蔵の強頚

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