筥崎宮
福岡市東区箱崎1-22-1 ゼンリン

北側の鳥居

交通案内
箱崎駅



祭神
應神天皇 配祀 神功皇后、玉依姫命
摂社 稲荷社、住吉殿、乙子殿、武内社、池島殿、民潤社、厳島殿、仲哀殿、若宮殿、龍王社、玉取恵比須社、宇佐殿、沖浜恵比須神社

南側の一の鳥居

由緒
 延喜式内社の八幡大菩薩筥崎宮である。一座。建久七年(1196)には筥崎第二御正体とあり、二座と見えるが、延久三年(1071)の御神宝の列記では三の倍数になっており、平安後期には三座となっていたようだ。
 創建は延喜二十一年(921)で、八幡大菩薩の託宣により、延長元年(923)に筑前穂波郡の大分宮より移転してきた。
 大分宮(だいぶ)は神功皇后が応神天皇と共にしばしばとどまった所に神亀三年(726)宇佐八幡宮の託宣によって創られたと云われる。
 大分宮から筥崎宮への遷座の理由は、内陸よりも海に面したこの地の方が魅力的であり、博多大津の役割が軍事よりも貿易に重点がうつってきたからと云われる。

社殿

社殿

お姿
 楼門から北へ鳥居が連続している。その鳥居の向こうには志賀島があり、金印出土地を指していると云う。この場所とその方向は往古から何らかの形で記憶されて来たのであろう。
 その楼門には「敵国降伏」の文字がくっきり浮かんでいる。

楼門



お祭り
 9月 12日〜18日  仲秋祭

海に向かう鳥居

平成祭礼データ

  筥崎宮略記
 筥崎宮は、日本三大八幡宮の一つで、その創建の時期については諸説があり断定する事は困難である。延喜21年(西暦921)神のおつげにより醍醐天皇は「敵国降伏」の宸筆を下され、大陸、玄界灘に面して壮麗なお宮が建立され、延長元年(西暦923)大分宮(穂波宮)よりこの宮に遷座されたことになっている。この地は大陸に近く古くから文化の開けた地であった。特に海外との交流の門戸であり護国の要衝でもあった。深遠な御神慮がしのばれる。
  以上

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