赤岩尾神社
三重県名張市滝之原 mapion

入り口相撲場の鳥居と 山神水神
 

交通案内
368号線比奈地ダムの北側 赤岩尾神社の道標あり


祭神
火之迦具土神

社殿付近

岩を見上げる


由緒

 名張市滝之原に鎮座する國津神社の摂社となっている。
 祭の場のたたずまいとしては、里の神社より古いような気がする。近辺の人々は何かあればこの場所に祭りに来、祈りに来ると云う。

 『三国地誌』に、「赤岩尾山、山頂に岩窟あり 夷石、大黒石の名あり、又岩洞及び屏風石倶に奇岩なり。」とある。 

 当神社の住所も名張市滝之原ではあるが青山町種生などにも近く、付近一帯の信仰を受けていると云う。
 青山町種生はほたる祭りで有名であり、6月12日の夜に拝見する機会を得たが、こんもりした森全体にホタルが集まり、波を打つように点滅を繰り返す。一匹一匹が小さくも鋭い光を放ち、また飛ぶのも速い。感動のほたる祭り。

 「あしたば」は薬草として著名であるが、この付近には雑草の如くはえている。天麩羅にして実に美味。

オカリナで著名な野上圭三さんのHP


お姿
 岩は柱状節理と呼ばれる溶結凝灰岩であり、垂直に入った節理が傾いているようだ。六角形の石の集合も見える。

 年中同じ温度の風が吹き出すという洞穴があった。参詣した時には、丁度周辺と同じ様な涼風が吹き出していた。

 集落から4km南方の山奥。脚下に比奈知川の渓流(今はダム湖)、境内は岩石草樹奇観に富む。と『三重県の地名』平凡社にある。

風穴伝説の洞穴
 


お祭り
 4月 7日 春祭
 9月 7日 秋祭

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