愛宕社
三重県桑名市多度町多度1673 mapfan

鳥居と拝殿

交通案内
多度大社から山道を東に10分


祭神
火之夜藝速男神
摂社
山神社「山の神」
山神社「山の神」
火産靈社「火産靈神」
天神社「菅原道眞」


由緒

 『多度大神本縁略記』には「第四之別宮也。其祠在絶頂。」と記されている。 多度大社の別宮は先ず一目連神社、新宮社、雨宮八幡社とあり、これに続く別宮と云うようだ。とは云え、当社は多度大社の摂社末社ではなく、独立した神社。

 社伝によれば古くから鎮座していたとされるが創建年代は不詳。『日本の神々6』で、中野泰志氏は、江戸時代に入って寛永年中(1624〜44)、桑名藩主松平定行は遠州掛川より愛宕神社の分霊を神宮寺跡に遷し、多度神社の別当寺として多度山法雲寺を再興したと云う。法雲寺は多度神社の東500mに鎮座しているが別当寺の法灯を受け継いではいない。

本殿


お姿
 多度山の中腹に鎮座、また地の道にも鳥居があり、参道が通じている。 見晴らしの良い立地。

 多度大社から山道をとり600m程ゆっくりした登り道を歩くと神社に出る。 途中、写真のような小祠があった。 通りかかった老人に聞くと、昔は地蔵さんだったが、そてが壊れてしまい、そのように祀ったのではないかと思うとの事であった。

路傍の小祠 丸石か地蔵さんの頭か


お祭り
  7月24日 例祭

  参考 『三重県神社志』、『平成祭礼データ』、『日本の神々6』

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