尾津神社
三重県桑名郡多度町大字小山1915 mapfan

鳥居

交通案内
近鉄養老線多度駅 東すぐ


祭神
倭建命、足鏡別命
配祀 大山津見神、祭神不詳


由緒

 延喜式内社。多度町戸津の尾津神社また多度町御衣野鎮座の草薙神社も論社(式内社の候補社)である。

 当地は倭建命が大和から東国へ東征の折り、尾津岬に立ち寄って、一振りの太刀を置いて旅だったと云う。 その後、帰途にこの地に立ち寄ったところ、松の木にかけておいた太刀が、そのまま残っているのを見て、感激、この辺りまで海であった。
 尾張に 直に向かえる。 
 尾津前なる 一つ松、吾兄を。 吾兄をはあなたよと云う囃子詞。
 一つ松 人に在りせば
 太刀佩けましを 衣着せましを。
 一つ松 吾兄を。
 と詠んだと古事記は記載している。歌謡番号三十

 倭建命はここへ戻った時には既に足を痛めており、杖をついていた。 式内社の論社はそれぞれ同じ由緒を持っている。当社の近辺は往古多度川が海にそそぐ海浜地帯であり、『景行紀』に見える、「尾津浜」、「尾津前」の地名は小山の尾津のうちにあたると考えられ、又、小山の地名は、小山連の氏族名からでたもので古い地名である。

本殿


お姿
 境内には木々が植えられており、それそれ名前だけではなく、説明がついている。

説明

かくれみのの木



お祭り
  10月11日 例祭

参考 『平成祭礼データ』、『三重県神社誌』、『式内社調査報告』

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