長等神社
滋賀県大津市三井寺町4-1 its-mo

鳥居


交通案内
京阪三井寺駅 南南西 700m


祭神
須佐之男大神、大山咋大神、宇佐若宮下照姫大神、八幡大神、地主大神

神門


由緒

 天智天皇が大津宮の鎮護のため、長等山岩倉に須佐之男大神を祀ったのを起源としている。
 さらに、貞観二年(860)、円珍が園城寺の守り神として祀り、天喜二年(1054)、庶民の参詣の便宜のために、長等山から現在地に遷したと言う。

 祭神に宇佐若宮下照姫大神と言う神の名が見える。所謂下照姫のことだが、大国主神の娘と言うことになっており、これがなぜ宇佐宮と関係があるのかだが、宇佐宮の本源の神は比売神であり、多紀理毘賣神もそのうちの一柱、その娘であるので、宇佐若宮と呼ばれたのかも。
 長等神社と下照姫神、これは葛城の式内社の長柄神社の場合と似ており、ここからの勧請だったのかも知れないが、これまた偶然のナガラかも。

社殿


お姿
 現在の建物は寛文四年(1664)と慶安二年(1649)に増改築されたと言う。
 楼門は明治三十八年に完成。室町様式にのっとった様式で、大津市指定文化財となっている。

本殿

神木のカツラと摂社の稲荷社


お祭り
  5月 5日  例祭

  『平成祭礼データ』

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