三之宮神社
近江 坂田 滋賀県米原市上野1101 mapfan

伊吹山登山客でにぎわう三之宮神社の鳥居と拝殿

交通
近江長岡から伊吹山登山口へ


祭神
大山咋神、玉依姫命、大國主命

由緒
  伊吹山頂の一の宮、中腹の二の宮に続く三の宮に相当する。
 天応元(781)年の創祀と伝わる。

 伊吹山の山容は湖北の平野からよく見える。滋賀県の最高峰で標高1,377m、岐阜県との県境に坐る。 孤高を誇る秀麗な姿からして古い形の信仰の山として崇めら、神が霊気を息吹く山とからの名前との説もある。何もかもを金属精錬に集約する説が多い中、このような説にお目にかかるとホットする。 『記紀』ねは日本武尊が賊退治に登山して、山神のいかりにふれて熱病にかかり、山麓の醒ヶ井の清水で体を冷やしたという話が記載されている。

 奈良時代には役行者によって山岳信仰の霊場として開かれたとも云われる。

 頂上には爺顔の日本武尊像が立っている。何故爺顔なのだろう。

 秋の晴れた日には日本海や三重県の四日市市付近までよく見えるそうだ。

お姿
 伊吹山の姿は豊国の香春岳ほどではないが、セメントの原料採取の傷跡がなまなましい。 伊吹登山の最中に二之宮を探したが、見あたらなかった。二合目付近に白山神社が鎮座していた。

 頂上付近の東側のお花畑巡回路の途中に鳥居が見えたので、近づいてみた。御幣紋を彫り込んだ石が立っており、明らかに神社ではあろうが、 その周辺には仏式の墓も林立していた。登山の疲れもあったのだが、気分がよろしくなく、これは長居は無用と退散した。従って写真は撮らなかった。

三之宮神社の本殿


お祭り
 4月14日  春季例祭
10月 1日  秋季例祭
不定期 伊吹山奉納太鼓踊(県民俗)


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