伊佐具神社
兵庫県尼崎市上坂部3-25-18  mapfan

鳥居

交通

JR塚口駅 東 600m やや南へ



祭神

伊狹城入彦皇子

由緒

 伊狹城入彦皇子は三河国碧海郡の式内社である和志取神社の祭神でもある。その神社の由緒では「五十狭城入彦皇子は気入彦命とも申し景行天皇の皇子で勅命によりこの地方(三河)の逆臣大王主等を捕らえ、平定した。」とある。 この皇子が当地とどのような関係があっての祭神なのか、神奈備は未調査故に不明。

 当地名は坂部で大彦命の子孫の坂合部が住んでいた土地であるとか、神酒を醸造したので酒部と言ったと伝わる。

 神社創建の時代はわからないが、川辺郡では特筆すべき式内社である。 『延喜式玄蕃寮』に「凡新羅客人朝者、給神酒、其醸酒料稲」とし大和と摂河泉から十二社が選ばれているが、その内の一社。摂津の住道神社(現在の大阪市東住吉区住道矢田の中臣須牟地神社)に運ばれていたようである。



摂社稲荷神社 社坊の真言宗福圓山浄徳寺

お姿

 木々が少なく、背後には高層マンション、荘厳さに欠ける。 神社の前が小公園となっており、往年の参道境内と思われる。

 境内に赤松円心の墓と伝えられる五輪塔がある。元弘の変(1333)の時、後醍醐天皇のために奮戦した人物。



五輪塔


お祭り
10月22日 例祭  

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