鴨神社
兵庫県川西市加茂1-4-2  mapfan



鳥居


交通
JR川西池田駅 南1km



祭神

別雷神
摂社 天照皇大神、春日神社、荒神社、稲荷神社、愛宕神社、八幡神社、松尾神社、熊野神社、多賀神社


由緒
 摂津国河辺郡の式内社。
 祭神については摂津国皇別の鴨君の祖先神、もしくは神別の鴨祝部の祖神を祀ったのではと『式内社調査報告』で吉井貞俊氏は述べている。前者は彦坐王、後者では鴨部祝として大国主命となる。
 当社の古文書は天明年間(1781〜)の火災によりすべて焼失した。

 当社付近は加茂遺跡として、縄文時代から平安時代にかけての集落跡が出ている。その中には栄根銅鐸もある。



拝殿

お姿
 猪名川西岸の標高40mの丘陵上の南端に鎮座している。おそらく周辺は湿地帯であった時期が長かったので、海産物も豊富でまた猛獣などの外敵からも安全な居住地だったものと思われる。
 弥生集落遺跡は居住区と墓地を合わせて東西800m、南北400mの規模。居住の中心は当神社周辺で、直径300mの環濠で囲まれた集落で、大型掘立柱建物で、ほかに竪穴住居跡も多数見つかっています。

 参道から社殿までは比較的長く、北から参詣の場合、社殿などを横目に見ながら入り口まで歩くことになる。社殿はコンクリート製。



本殿


お祭り
 10月16日 秋季大祭



境内の加茂遺跡の絵

由緒 平成祭礼データから

 創立年代は不詳なれども延喜式内社として近郷まれに見る古社であり、明治六年八月村社となり明治十四年三月郷社に昇格す。
以上

参考 『式内社調査報告』 『平成祭礼CD』

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