日野神社
兵庫県西宮市日野町2-51mapfan

鳥居

交通

阪急神戸線西宮北口駅 東1km



祭神

天照皇大御神 配祀 春日大神、豊受大神
摂社 愛宕神社「迦具土神、火産靈神 配祀 竃神」、豊咲稲荷神社、琴平神社「大物主神」



拝殿と楠木

由緒 『平成祭礼CD』

 このお宮は、康安年間(西暦一三六一年、後村上天皇の御代)に、河原林禅正左衛門という武将がこの地に城を構え、その守護神として天照大神を勧請したものであります。以上。

 社殿は寛永元年(西暦一六二四年)に建てられたものがあったが、阪神淡路大震災で崩壊し、氏子の数が少なく、再建の目処がたっていないようだ。

 『新撰姓氏録』の摂津国諸蕃の項にある廣井連(出自百済国避流王也)がこの地に居住していたと云う。当地の豪族であった河原林禅正左衛門はその末裔だったのであろう。諸蕃ゆえ河原か。



本殿跡

お姿

 『平成祭礼CD』 当神社は俗に霧島の宮ともいわれていました。境内に沢山の霧島つつじの木があったからで、四月の終り頃から五月の始めにかけてが満開の時季にあたります。この樹齢二百五十年をこえると思われる霧島つつじが真赤な花をつける頃のながめは実にすばらしいものでした。しかしこの樹も近くに上水道の水源地ができ武庫川の伏流水が多量に吸い上げられるようになってからは地下の水位が下がり森の乾燥がひどくなって枯損するものが多くなってきました。そこでなんとか昔日のおもかげをとりもどそうと目下若木の養成に懸命になっているところであります。以上。

 参道に「瓦林城址」の石碑がある。拝殿西横には巨木の楠木があり、その隣に「出雲大社遙拝所」が北西向きにたっている。また東向きに「皇陵遙拝所」、南東向きに「神武天皇遙拝」がたっている。
 「出雲大社遙拝所」は珍しい。
 社叢は広い。阪急神戸線で西に向かっていると武庫川を渡るとすぐに北側に四角い社叢が見える。これであれる。参道の西側は樹林がよく残っているが、東側は荒れている模様。クスノキ・クロガネモチ・アラカシ、またタブの木もある。



出雲大社遙拝所


お祭り
10月 14日、15日 例祭
 

参考 『平成祭礼CD』

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