加麻良神社
香川県観音寺市流岡町820 ゼンリン

南側の登り口




交通案内
観音寺駅東2km 丸山の頂上


祭神
大己貴命、少彦名命


由緒
 讃岐国刈田郡の延喜式内小社の加麻良神社であるが、ここより南2kmの加茂神社も論社である。
 加麻良神社は子供の守護神として、夜泣きを止めるとして篤く崇敬されてきた。伝説に依れば、神代の昔二宮村の氏神(大水上神社)の許に少彦名命が来て毎夜泣き叫ぶこと甚だしく、大水上神は木桝を作りて少彦名命を乗せて水に流した。流れ着いたのが加麻良神社の現在の鎮座地と言う。時の人、この神を祀ろうと言い、流岡の地名はこれによると言う。本殿の横に少彦名神の漂着した岩がある。往古はこの山は島であったのだろう。

社殿



少彦名神の漂着した岩 石宮



お姿
 社叢が大きく3町歩。松・櫟など多いようだ。参道の右側に各地の神社の小祠と寄進した方であろう名前が彫られているのが延々と続く。珍しい光景である。
 また、本殿の前に磐座がある。古社の雰囲気がある。

本殿



本殿前の磐座




お祭り
祭日 陰暦 5月28日 9月28日


参道に祀られた神々の一部
 

 


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