児玉石神社
諏訪市湯の脇1-12-3  googlemap

鳥居
鳥居をくぐった所に巨石。


交通

JR上諏訪駅 北1km



祭神

兒玉彦命、玉屋命


由緒
 祭神の兒玉彦命は、諏訪大神建御名方命の御子片倉辺命の御子にして、兒玉石神社の祭神として鎮座。要は孫神。
 『根元記捜』に、「創立年代は不詳であるが、遠い昔より下桑原鎮守大矢小玉石湯之権現として、原住民の崇敬を集め産土神として祀られていた。」とあり、兒玉石神社であろうと考えられる。依って文明十八年以前の創立と伝えられる。
 明治十年諏訪大社の摂社に加列された。弐年寅年申年の七年目には八剱神社の旧社殿を移して当神社の神殿としたり、千木を剰与されることが例となっていた。


拝殿


本殿


 

お姿 

 当神社の境内には、五個の大石があり、「諏訪の七石」の一つに数えらていれる。特に拝殿前にある二個の大石は「いぼ石」と呼ばれ神社のシンボルとなっている。
 『上諏訪宮神徳記抄』には、「神が諏訪湖より大石を取り上げたが袖は濡らさなかった。中に二個の大石があり、兒玉石大明神と称した。」とある。兒玉石大明神(大石)は祭神の御霊代となっている。大石にはたくさんの凹部はあって常に水をたたえて乾くことがなく、この水で「いぼ」を洗うと必ず治癒すると言い伝えられる。
  鳥居脇には、樹齢二百五十年という大杉があり、御神木となっている。


境内の石
 


お祭り

  10月15日式年祭(6年に一度、寅・申年、前回平成4年) 式年御柱祭 10月上旬日曜日
例祭 9月 29日に近い日曜日


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