竹野神社
京都府京丹後市丹後町宮宮谷245 its-mo

鳥居

交通案内
178号線バス竹野 南へ500m


祭神
天照皇大神、竹野媛命、建豐波豆羅和氣命、日子坐王

神門


由緒

 丹後国竹野郡の延喜式内大社。
 通称「斎宮」と言い、その表示もある。 祭神の竹野媛命以下は摂社斎宮神社の祭神である。

 竹野媛命は、竹野の里を国府としたとの伝承を持つ丹波の大県主由碁理の娘で、開化天皇の妃となり、比古由牟須美命を生んだと『古事記』に記載されている。竹野神社は竹野媛は年老いて郷里に帰り、天照大神を奉祀したのが創建とされる。斎宮の創祀もその頃と言う。

拝殿と御輿

 斎宮神社には麻呂子親王も祀られている。『丹哥府志』によれば、「三上の嶽と言われた大江山のエイ古、軽足、土車と云う三人の凶賊一党を征伐した。俗に鬼と呼ばれた。国人がこれに苦しめられていたので麻呂子親王を斎宮に合わせ祭った。北狄守護神と崇め祭った。」と。凶賊どもは誅殺された後も御霊−鬼−となって祟ったので、親王を祀ったと云う。

 当社のお旅所は海にまっすぐのびる松並木の道が竹野川と交わる河口部にある。海の彼方から神を迎えた名残である。海岸には立岩があり、磐座である。

 当社一体の地域は早くから開けた所であった。弥生前期の竹野遺跡をはじめ、神明山古墳、産土山古墳などが知られている。

本殿


お姿
 参詣時には祭礼の途中であり、気の毒にも雨が激しく降っており、女性神職さんが静かに立っておられた。

 


お祭り
  9月10日 秋の例祭
   10月10日   秋祭

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