八幡宮來宮神社
伊東市八幡野1 ゼンリン

交通案内
伊豆急行伊豆高原駅 南西1km

祭神
譽田別命、伊波久良和氣命

由緒
 大昔、来宮の神様は、瓶にのって神社付近の金剛津根に漂着したと言われる。この神を海岸近くの洞窟(洞の穴)にお祀りしていた。後に現社地に遷された。
 来宮の神は大変な酒好きで、沖を通る船を止めてはお酒を献上させたため、船人達は困った。そこで、船の見えない岡の方に遷した。そこも少し海が見えたので、再度遷したと伝わる。
 紀州の須佐神社(素盞嗚尊を祀る)も、その沖を通る船に害したので、船が見えない場所に遷されたとあり、昔の海人の集団は一種の通行税を徴収していたのであろう。この権限が朝廷権力に置き換わった歴史を物語るのであろうか。
 伊豆の来宮の神は酒にまつわる由縁が多く、断酒禁酒や酒精の神とされてい る。

お姿
  八幡野は天然記念物の社叢である。杉の木が多い。丁度本殿を再建中であり、98年秋には出来上がるそうである。
 近くに800年以上の椎の木がある。見事なものである。


社叢と椎の木の根本


お祭
 9月15日、16日  例大祭


きのみや、伊豆の五十猛命
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