春殖神社
島根県雲南市大東町大字大東下分1016 its-mo

交通案内
JR 幡屋駅 東へ1km、北へ1.5km

祭神
伊弉諾尊、伊弉册尊
配 五十猛尊、譽田別尊、於気長足姫尊
 

鳥居と石段

由緒
 出雲国大原郡に鎮座。出雲国風土記記載の春殖社である。 斐伊川支流の赤川の支流の山田川沿いの山裾に鎮座する古社である。
 斐伊川とは斐伊の地域を流れる川を言うとする説がある。横田町の奥の船通山に素盞嗚尊・五十猛命が降臨したとの伝承があるが、昔の川の呼称では斐伊川の上流には当たらないという。良い鉄を産するが、確かに古墳にしても6〜7世紀の小規模な横穴式のものしか出ていない。 横田地域は弥生は言うにおよばず、古墳時代にも極めて貧しい文化的な地域であったようだ。

 それに比べると大原郡は出雲国風土記でも、多くの豪族の存在を示唆している先進地域であった。 素盞嗚尊が端が流れ来るのを見つけた川とは赤川の斐伊川との合流地点より上流と想定されている。

 これは聞いた話だが、五十猛命がこの辺りで、始めて斐伊川下流域に向かって木種を投げた所だそうである。何か碑でも立っているのだろうか。

お姿
 村のはずれの小高い山腹に鎮座、よく清められたすがすがしさを感じさせる神社である。

本殿

お祭り

春祭  三月十三日
秋祭 十一月 三日
 


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出雲の五十猛命
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