横田八幡宮(馬場八幡宮)
島根県仁多郡奥出雲町中村聞語山170

社域

交通案内
JR 横田駅下車 西2km its-mo

祭神
應神天皇、仲哀天皇、神功皇后
摂社
一宮神社「天照皇大神、素盞嗚尊」
武内神社「武内宿禰命」
山神社「大山祇神」
鑓目大明神社「大國主命」
二本杉荒神社「須佐之男命」
三宝荒神社「須佐男之命 合 大山祇命、金山彦命」

拝殿

平成祭礼データの由緒

 当社は一名仁多大社と称せられ、京都の石清水八幡宮の別宮であった。
太政官の命により、横田郷鎮守社として元八川村に鎮祭されたが、弘安四年四月十五日に最明寺殿後室六波羅尼妙音を本願主として、現境内の一の宮神社(旧称横田神社)の社地に移し、新しく建造して横田八幡宮とした。
創立年代は不詳であるが、既に保元三年の官符に当社名の記載があるから、それ以前の創立である事は明らかである。
明治初年までは横田郷八ヶ村の総氏神として、朝廷並びに幕府歴代の国司の崇敬篤く、国家安泰・庄内安寧・五穀豊穣等の御祈祷、御供献上、社殿の造営・修復等すべて藩費でまかなわれ、出雲八所八幡の一社で、一社一令神職の長官を総検校と称し、祠職十四名をして年中八度の祭事を奉仕していた。
旧八月十四・十五・十六日の三日間の放生会祭は、近郷に稀なる大祭であった。
明治の改革に社領の大半を失った。明治四年十月村社に列せられた。

 

お姿

本殿

 雄大な雰囲気の八幡社である。船通山が望める素盞嗚尊・五十猛命の原郷とも思える地域であるが、総じて八幡社の方が立派に見える。 鎌倉時代以降の勧請であるが、新しい神は勢いが強いと信じられたのであろう。



お祭り

八幡宮 例大祭  九月十五日

神奈備にようこそ
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