天満神社摂社金刀比羅神社
兵庫県川辺郡猪名川町清水字北谷41 ゼンリン



神社風景

交通案内
能勢電鉄日生中央駅より 阪急バス杉生行き・柏原行き 清水下車



祭神
天満神社
金刀比羅神社 五十猛命、大屋姫 ほか



由緒
 多田銀銅山は織豊時代に最盛期を迎えている。特に秀吉の太閤軍資金として名をはせた。
大事あれば掘り出しても見よ摂津多田白銀の山に眠る宝を  と賞賛れた。

 清水村の氏神は 天神、山王、大歳。産土は天満。とされる。 氏神とは祖神もしくは氏の守護神と見て良い。氏族が入り交じり住むようになると、神社は氏族ではなく地域を媒介として住民と接するようになり、自分の生まれた土地を守護する産土神となっていった。 また、地域の人々の生死を司るともされる。

 金刀比羅神社に合祀されているようである。こうなると由緒は霧の彼方となってしまう。 特に兵庫県は神社数に比べて神職数が少なく、一人の神職が100社を掛け持ちと言う事態である。 食えないのだそうだが、こんな事では、これからの時代、地域の神社の存続、住民の崇敬の心すら薄くなっていかないか、と、心配になる。


神社風景



お姿
 この地域は覆殿の中に本殿が守られている。杉の多い社叢の中に静かに鎮座して、実にひしひしとした落ち着きを感じる。一種の感動すら覚える神社である。 摂社が多く、実は名札がないので、どれが金刀比羅神社か解らなかった。


本殿



お祭

 秋祭り 
 
参考文献 日本歴史地名大系 兵庫県の地名 平凡社、兵庫県神社誌

五十猛命ホームページ
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