石座神社
京都市左京区岩倉上蔵町302 its-mo

鳥居


交通案内
叡山電鉄岩倉駅 北1km 岩倉実相院北側

祭神

東殿(八所大明神)
石座大明神、新羅大明神、八幡大明神、山王大明神、春日大明神、住吉大明神、松尾大明神。賀茂大明神

西殿(十二所大明神)
八所大明神、伊勢大明神、平野大明神、貴船大明神、稻荷大明神

摂社 山住神社「石座大神」石座神社の元社。境内には神殿がなく自然の巨石を神石とする古代祭祀を伝える。磐座である。その前の立石は囲いの中。its-mo

山住神社の立石と磐座


摂社 一言神社「一言主神」

一言神社



摂社 福善社「猿田彦神」

福善社と西殿と砂山

由緒
 『三代実録』記載社。東社を天照大神ほか、西社を天御中主神ほかとの説明が平凡社の寺院神社大辞典京都山城にある。明治以前の石座神社は現在の御旅所とされる山住神社にあったが、社殿のある現社地を産土神としてまとめた。
 創建は天禄2年(971年)隣接する大雲寺創建のおり、石座明神を勧請して鎮守社としたのが由縁である。 以来一千年、岩倉の産土神として深く尊崇されてきた。 天文1年(1547年)兵火に社殿焼失、仝22年再興し、現社殿は四百年の風雪を経る。
 明治10年(1877年)、一言神社・福善社を併祀する。

お姿
 本殿は二宇、大正時代の再建である。敷地の高低差を巧みに利用した境内配置になっている。

拝殿

本殿

お祭

 旧九月十五日に行われていた北山石蔵明神祭は別名を尻叩き祭と言い、新婦の尻を小さい枝木で打つ受胎のまじないであったが、明治維新以後廃止された。
 例祭 十月二十三日未明の雌雄の大蛇の形をした松明神事から始まる。 拝殿の御輿二基を前に神前の燈火を雌雄の大蛇になぞらえて大松明に点ずれば中天まで燃えさかる豪壮な火祭となる。

参考文献 平凡社 寺院神社大辞典(京都山城)

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