兵庫県川辺郡猪名川町杉生(スキウ)字宮ノ下1 ゼンリン 交通案内 祭神 八坂神社 素戔嗚尊 八将神社 五十猛命、大屋姫命 ほか 由緒 承平六(936)年には大野山逢ヶ原に祭祀されていたと言う。 この地は多田銀銅山付きの地域である。奈良時代には奇妙山神教間歩で東大寺大仏を鋳造する銅を採掘していると伝わる。 一方、素盞嗚尊や五十猛命を奉戴する人々が生活を始めるのは、この地一帯に言える事だが、多田銀銅山が発見されて、精錬がなされて出してからではなかろうか。 金属の精錬には多量の木炭を要し、この為にはその重量の一桁上の木材を伐採したであろうから、その後の植林を行った人々の勧請になるものと考えられる。植林と疫病除けであろうか。 後世にも作間稼ぎに吹屋用炭を作っていた。 摂社群 八将神社は特定できなかった。 江戸初期の造営の本殿 お姿 八坂神社は江戸初期の造営の建物が残っている。三間社流造、向拝一間、檜皮葺、軒唐破風を施す。天明二(1782)年と刻まれた石鳥居がある。 また社叢が素晴らしい。 鳥居 お祭 10月17日 秋祭り 参考文献 日本歴史地名大系 兵庫県の地名 平凡社、兵庫県神社誌 神奈備に戻る |