杉山神社
横浜市都筑区中川 mapfan


交通案内
市営地下鉄3号線 センター北駅下車北西300m

祭神
日本武尊、五十猛命
配神 伊弉諾命、伊弉册命、橘姫、応神天皇

石碑が立っている。


由緒
 安政三年の氏子中の石碑で式社を標榜している。当時の村人達の鎮守社への思いが察せられる。 昔から社地を変えている。現社地には平成六年に遷宮し、翌年遷宮の式典が行われている。四遷目である。 以前の社地のあった山は建設会社の物置が頂上付近まで来ている。鎮座してい場所は未だ雑木も生えず、神域の雰囲気がある。旧社殿も大変荒れていたようで、最近の人々の鎮守社への思いが嘆かれる。 現在は遷宮して立派な社殿である。一時的に金を集め、新しくするのは出来る。しかしそれを維持していくのはやはり「思い」であり、こんどこそ頑張ってほしい。古来より創成より守りを難しとしている。
 御祭神についての遷座の碑文の一部を紹介しておく。「御霊璽については杉山神社に最も由緒深いとされている和歌山県の伊太祁曽神社へ赴き親しく御分霊を受け五十猛命の霊璽を拝受し、御主神日本武尊と並び崇め祭る」とある。

収支報告
収入  移転補償費 30百万円
    社地売却 150
    氏子寄付  50   計 230
支出  社殿神具 137
    鳥居大小   9
    社務所他  28
    諸整備費  20   計 194

お姿
  早淵川を南に見下ろす丘の中腹に位置している。丘の上部はニュータウンになりそうである。木々はまだ大きくなっていない。 小生の知る限り、ガソリンスタンドに最も近い場所にある神社である。

例祭 10月15日


あかね台ネットから

御由緒

 横浜市は昭和四十年二月、六大事業の一つとして「横浜国際港都建設事業 横浜北部新都市土地区画整理事業」を発表。同四十九年建設大臣の事業許可 横浜市高速三号線の免許取得。着工に至る。
 杉山神社は中川町一〇八四番地から同町七五七番の元吾妻社の弥地へ五十八年十一月三十日仮社殿を設けここに鎮座し、元旦祭、大祭は此処で執行された。換地も間近く建設委員会の結成に着手 資金計画に入る。移転補償金と寄附金を念頭においたが、神社地の一部八〇坪を売却し基金とすることに結し、その承認を神社本庁に申請し、同時に社殿 社務所 鳥居等の新築 改築 移築をも承認された。
 平成四年四月 中川町一一九四番地に仮換地指定され社殿は木造と結び翌六年九月竣工し 同十月十三日祭神勧請と配神遷座式を行い社務所 鳥居附属建物 植栽等の完成を待ち平成七年十月十五日遷宮式典と落慶祝賀に及ぶ。
 御霊璽については杉山神社と最も由緒深いとされている和歌山県の伊太祁曽神社へ赴き親しく御分霊を受け五十猛命の霊璽を拝受し御主祁神日本武尊と並び崇め祭る。
  以上



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