須賀神社
福岡県糸島市志摩野北2219 its-mo


須賀神社鳥居

交通案内
JR今宿駅からバス野北経由筑前前原行き、その逆コース 野北すぐ



祭神
素戔嗚尊、櫛稻田姫命、大己貴命、少名彦名命、五十猛命、事代主命
摂社
幸田神社「埴安姫命、猿田彦命」
岩屋神社「大海住大神」
埴安神社「埴安姫命」
久米神社「久米皇子、綿積三神」
浜地天神社「埴安姫命」
日子神社「天忍穗耳命、伊弉諾尊、伊弉冉尊」
湯の岳神社「素盞嗚命、櫛稻田姫命、大己貴命、少名彦名命、五十猛命、事代主命」
白木神社「素盞嗚命、櫛稻田姫命、五十猛命、事代主命」



由緒  不詳。大友氏家臣阿倍鑑宗と言う者がこの辺を領し、天文二十三年(1554年)当社を建立したとされる。おそらくは再建したものであろう。
 大字小字が番号になってしまい、古来からの地名文化が便宜さの前に消滅させられているのは残念であるが、ここの子字は妙見である。妙見信仰は北斗七星を祀る信仰で仏教と結び妙見菩薩として祀られたが、これも新羅系渡来人がその信仰を持ち込んだ物である。
福岡市西区西浦の白木神社は妙見山に鎮座している。西区金武字妙見崎に五十猛神社(妙見宮)が鎮座。
熊本県八代市妙見町の八代神社(妙見宮)は白木山に鎮座している。
 白木神と妙見菩薩はともに新羅系渡来人によって祀られたもので重なっている。
 須賀神社と言う名の神社ではやはり出雲が聞こえている。出雲の須賀神社からの勧請であろうか。
 それにしても、この半島は素盞嗚命、櫛稻田姫命、五十猛命の影が濃厚である。この社では以下の摂社も入れると三社にこの三柱が祀られている。 須賀神社以外に湯の岳神社、白木神社が摂社である。糸島は新羅と出雲を結ぶ接点の役割をした地域であったと思われる。

お姿
 野北バス停すぐの所に鎮座、境内の摂社には神社名がなく、近所の人に聞いたが、今となっては判らないのではとの事であった。
 彦山が近い。日子は北方系の信仰とされる。


須賀神社社殿


摂社群1


摂社群2と土俵



お祭り
昔は流鏑馬神事があったが、近年行われなくなった。
また数組の獅子頭を奉じ海中に浴し来たる潮井舁と称する勇壮な特殊神事がある。以上*2から。
 5月15日に近い日曜日 例祭(宮祭)
 7月13日−14日 夏季例大祭(祇園祭)
 9月 1日 風神祭(風止祭)

*1 日本の神々1(奧野正男)白水社
*2 福岡県神社誌

九州の五十猛命
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