厳島神社
伊都郡かつらぎ町島447 舟岡山

島と送電線、背の山


交通案内
阪和線  天王寺→和歌山 (60分820円)
和歌山線 和歌山→西笠田 its-mo



祭神
市杵嶋姫命



由緒
 船岡山の中央に鎮座。 創建年月日は不詳であるが社伝によれば宝永5年3月(1709)社殿等焼失したと言われ古記録等は現存しない。 景勝地として万葉集に13首の歌が詠まれその中に「背の山に黄葉常敷く神岳の山の黄葉は今日か散るらむ」とあり当時から神聖な島とされていた。 元の御社殿は島の東端に鎮座していたが明治45年現在地に遷座された。



お姿
 紀ノ川の北側に背の山、南側に妹山があり、高圧線でつながっている。 万葉の風情はない。この島は別名蛇島と呼ばれる。あまり人間が立ち入らないので多いそうだ。 今は島一周の散歩道もできているそうだ。縄文、弥生の土器類が出ているとのこと。

鳥居




本殿



お祭り
 10月17日 1日間 例大祭

『紀伊続風土記』伊都郡 加勢田荘 島村 から

○小祠二社
   宝來山大明神社  社地周四十二間 村中にあり
   弁 財 天 社  舟岡山にあり 古は地蔵寺にありしを寛永年中此に移せりといふ
 


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