孝坪神社
和歌山市和田957 ゼンリン


交通案内
貴志川線 和歌山→竃山 南東10分


祭神

不詳

由緒
 由緒来歴は不明。
 御神体の石柱は、今は道になっている小川から引き上げたもの。この小川は静火神社の旧社地付近から流れている。近所のおばさんは静火神社に関係があったのかも知れないとのことだった。
 「孝坪」は字名。
 和歌山市にお住まいの丸山様から和田地域では、その昔、村社として七ヶ所のお社があり、「七瀬のお払い巡り」として全部巡った後に竃山神社へお参りしたとのことです。
 この事は『紀伊続風土記』の「神宮領下和田村」に、「村中七瀬祓所あり 一曰(いちにいわく)幸ノ神竃山の寅ノ方にあり 古の鳥居跡といす 二曰天霧山 三曰大井村の東にあり 四曰化野村の乾にあり 五曰辻野天霧山にあり 六曰羽多村の西にあり 七曰神佐村の北にあり 各表岩あり 」との記載がある。現在、三ヶ所が残っているとのことである。残りは廃絶したのか、竃山神社に合祀されたのか定かではない。

 教育委員会でも調べて頂いたが、過去の文献などにも記載がなく、由緒など不明とのことであった。
 

神社


神社





お姿

 静火神社の鎮座する小山への登り口に行く途中に民家の横に鎮座している。民家と神社の間は恰好の駐車場になっている。御神体の石柱にはいくつかの文字があるが、孝坪の文字は読めるが、他の文字は判読できなかった。
 鳥居の高さは約1メートル。三方をU字形の杭で囲まれている。


貴志川線沿い古代史街道
紀の国 古代史街道
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