なにがしさん こんにちは。 > 死者の霊を憑依し、荒れないように鎮めるための「依り代」として、天野の里では「笹」を採り物にした「笹踊り」があった。
笹は竹の笹だと思いますが、薦、葦,茅などもササとよばれていたようです。天野の湿地帯にこれらの植物が生えていたら鳴石とよばれた水酸化鉄のスズが根元にできたかも知れませんね。天野の里が丹生都比売神の本拠地になるためには何かそれらしい特徴があったのでしょうが,それがスズの良好な産地だったと言うことはないのでしょうか。
東北地方の「会津磐梯山」を歌った有名な民謡の歌詞 ♪会津磐梯山は宝の山よ 笹に黄金(こがね)のまたなりさがる 会津磐梯山は産鉄地であったようで,他に銅もとれているようです。この笹は竹の笹なのか薦、葦,茅などかですが,黄金が「なりさがる」と歌われているのは,根元にスズが出来ることを示唆しているとの見解もあるようです。(インターネット検索から) 確かに墓地の近くには笹が多いように思います。これは人が住んでいる近だとも理解出来ますが,おっしゃる通り,天野の「笹踊り」は笹を依り代としているのかも知れませんが,何故「笹」なんでしょうか。正月の門松にも竹を使い,敷地の角に竹を立てますが,死霊が寄りついてはかないませんね。
【天野の特徴】 【笹はめでたい植物では】が浮かんできますね。
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