青草掲示板ログ平十五 一月
2003.1
多に蛍火の光く神、及び蠅声なす邪しき神有り。湯嶽神・菊嶽神の集い。
素人のひらめき、力はないが騒がしくなかなか従わない、一寸の草木にもある五分の魂の発露を!
 青草掲示板

[636] Re[635]: 素朴な疑問  神奈備 2003/01/31(Fri) 19:55 [Reply]
> 四阿がアズマ、六合がクニ。
> 何故だろう?

六合がクニから
天地東西南北の六合の説がありますが、これには”中”が抜けています。
今はやりの中抜きが古代にあったとは!

武内宿禰の男子は七姓の宿禰
波多の八代
許勢の小柄
蘇賀の石河
平群の都久
木の角
葛城の長江の曾都毘古
若子
まず、葛城を王として他の六宿禰が力を合わせで、国と言う概念で当地を試み始めたとは『記紀』にはでていませんが、あっても不思議ではなさそう。
応神天皇は葛城の代表者で、それまでは母制系とか。


[635] 素朴な疑問  習志野のてつ [Mail] 2003/01/31(Fri) 00:24 [Reply]
四阿がアズマ、六合がクニ。
何故だろう?

[634] Re[633][632]: 番組紹介  神奈備 2003/01/30(Thu) 18:53 [Reply]
> ちょっと遅いような気がします。
> ルータやLANカードが10Mにしか対応していないということでなければ、NTTに問い合わせてみるのが一番早いと思いますが。

NTTは個別の速度については各自でとのスタンスのようです。
パソコン内部の設定についてはバンザイですわ。

ところで「片目を失った大黒天」にゆかりの神社か寺を探しておられる方がいます。
片目になったのか、全盲になったのか、三つの目の内、一つを失ったのか、適当に解釈して一つ教えて下さいな。

[633] Re[632]: 番組紹介  玄松子 2003/01/30(Thu) 08:45 [Reply]
> 推定最大スループット 5.48Mbps(685kB/s)
> でした。カタログは50mbpsだったような。やはり1割が相場ですかね。

ちょっと遅いような気がします。
http://www.servj.com/pc/kankyou/ftth.html
http://www.broadband-ana.com/ftth1.html

ルータやLANカードが10Mにしか対応していないということでなければ、NTTに問い合わせてみるのが一番早いと思いますが。

[632] Re[631][630]: 番組紹介  神奈備 2003/01/30(Thu) 07:54 [Reply]
> とりあえず、実測してみるのはどうでしょうか。
> http://www.bspeedtest.com/

ありがとうございます。
推定最大スループット 5.48Mbps(685kB/s)
でした。カタログは50mbpsだったような。やはり1割が相場ですかね。

[631] Re[630]: 番組紹介  玄松子 2003/01/29(Wed) 23:18 [Reply]
> さて私事。
> 本日よりマンションタイプのBフレッツになりました。最高50mb。
> 確かに速い。
> 右下の接続の所には10mbpsと表示がでています。設置に来た技術者は37mbpsが出ていると言っていましたが、いつやっても10mbps、winxpに速度制約があるのかな。

光ですか。羨ましいですねぇ。
Bフレッツのことは良く分かりませんが、10Mしか出ない理由は色々と考えられると思います。
とりあえず、実測してみるのはどうでしょうか。
http://www.bspeedtest.com/

[630] Re[629]: 番組紹介  神奈備 2003/01/29(Wed) 20:14 [Reply]
> 「失われた海洋王国ナンマドールの謎〜海底に沈んだ古代海洋国家〜」
> 2月9日(日)午後2時〜3時半(TBSテレビ)で放映予定
> 私は昨年「ナンマドール」遺跡を見てきました。世界遺産にも登録申請中とか。

まつりごとの島」魅力的ですね。暖かいのさらにいいですね。
さて私事。
本日よりマンションタイプのBフレッツになりました。最高50mb。
確かに速い。
右下の接続の所には10mbpsと表示がでています。設置に来た技術者は37mbpsが出ていると言っていましたが、いつやっても10mbps、winxpに速度制約があるのかな。

[629] 番組紹介  習志野のてつ [Mail] 2003/01/27(Mon) 22:29 [Reply]
「失われた海洋王国ナンマドールの謎〜海底に沈んだ古代海洋国家〜」
2月9日(日)午後2時〜3時半(TBSテレビ)で放映予定
私は昨年「ナンマドール」遺跡を見てきました。世界遺産にも登録申請中とか。
沖縄の城(グスク)を海辺に持ってきたような感じです。
ポナペ(ポンペイ)にある、ラピタ人の子孫の遺跡です。
ポナペ(ポンペイ)には、グアム島からトラック諸島経由で3時間半で着きます。
第一次世界大戦から太平洋戦争まで、日本領でした。

ラピタ人について、片山一道氏の本「ポリネシア人」の紹介HP
http://www.asahi-net.or.jp/~NA2Y-YMMT/p1.html

[628] Re[627][625][624]: チャンチャン  神奈備 2003/01/27(Mon) 08:34 [Reply]
> 玄松子さん>「これ以降、国津神系の矢には、羽がなくなったとさ」。チャンチャン。

羽咋神社
「羽咋郡誌」には、「往古、気多大社祭神の大国主命(おおくにぬしのみこと)が、悪者平定のために矢を積み置いていたところ、ねずみが矢の羽を食ったことから、羽咋の地名ができた」旨の記述があります。
http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Labo/6989/HakuiHistory.htm


大国主も鼠も羽が好物−チャンチャン

[627] Re[625][624]: チャンチャン  習志野のてつ [Mail] 2003/01/26(Sun) 22:30 [Reply]
すいません。[626] は誤作動。サイバーテロの影響ではありません。
玄松子さん>「これ以降、国津神系の矢には、羽がなくなったとさ」。チャンチャン。
物語:民主的に選ばれた大国主
素盞嗚尊に火をつけられた大国主は、昔からその地に住むネズミ族に救われます。ネズミ族の長
『地祇代表の大国主様、我々在地の者は大国主様を支持致します。その証拠がこの羽を切り取っ
た素盞嗚尊の矢でございます。』…大国主に対する人々の支持を理解した素盞嗚尊は、矢が戻った
事を認め、矢羽が無いことには目をつぶったのでした。
後日談:同様に火をつけられた倭武命には、民衆の支持は無かったが、武力はあった。チャンチャン

[626] Re[625][6242]: 再度・今年のお祭    習志野のてつ [Mail] 2003/01/26(Sun) 22:25 [Reply]

> 「これ以降、国津神系の矢には、羽がなくなったとさ」。チャンチャン。

[625] Re[622]: 再度・今年のお祭    玄松子 2003/01/26(Sun) 21:50 [Reply]
> > > 天神系に討たれる地祇系の神・人の矢は、矢羽が無かった?
> > > (もしそうであれば、簡単に区別はつきます。)
> > > などと空想しています。
> >
> > これ、面白いですね。
>
> 『古事記』根の国訪問
>  (大国主が)その野に入りし時、すなはち火もちてその野を焼き廻(メグ)らしき。
>  ここにその鼠、その鳴鏑(ナリカブラ)を咋(ク)ひ持ちて、出で来て奉りき。その矢の羽
> (ハ)は、その鼠の子等(コドモ)皆喫(ク)ひたりき。


「これ以降、国津神系の矢には、羽がなくなったとさ」。チャンチャン。

[624] Re[623][622] 矢羽り  神奈備 2003/01/26(Sun) 11:36 [Reply]
>  大国主は地祇系の神ですが、矢を放った須佐之男命(矢の持ち主)は天神そのものです。

 天津神と国津神の区分
『大祓詞』
天津神は天の磐門を押ひらきて、天の八重雲を伊頭の千別に千別きて聞食さむ
国津神は高山の末短山の末に上りまして、高山のいほり短山のいほりを揆別きて聞食さむ
 → 天上、雲上の神々が天津神、山々の中やの雲や霧の中に坐すのが国津神

 天神地祇の区分
『令義解』
天神 伊勢、山代鴨、住吉、出雲国造斎神
地祇 大神、大倭、葛木鴨、出雲大汝神

 さて素盞嗚尊は(1)伊弉諾尊に海原を治めよと追放された(2)高天原を追放された
のですが、ルーツは天津神、子孫は国津神と分類されている中途半端。
 五十猛命は素盞嗚尊の御子ですが、国津神に分類されていますが、人によっては天五十猛命としています。高天原から樹種を持って降臨しているからでしょう。

 素盞嗚尊は根の国に隠居していたのですが、呪物として鳴鏑を持って来ていたのかも知れません。

 大山咋神は素盞嗚尊の子の大年神の子、鳴鏑を用つ神と言われます。
『古事記』
ここにその鼠、その鳴鏑(ナリカブラ)を咋(ク)ひ持ちて、出で来て奉りき。その矢の羽(ハ)は、その鼠の子等(コドモ)皆喫(ク)ひたりき。

 大山咋神は国津神、それが用いた鳴鏑に羽根がついていたとはならないかな?無理筋かな。

[623] Re[622] 矢羽り  習志野のてつ [Mail] 2003/01/26(Sun) 10:31 [Reply]
> 『古事記』根の国訪問
> …その矢の羽(ハ)は、その鼠の子等(コドモ)皆喫(ク)ひたりき。
> …国津神の物語ですから、矢羽りあった。
 矢羽り無理ですか
一応の抵抗を試みると
 大国主は地祇系の神ですが、矢を放った須佐之男命(矢の持ち主)は天神そのものです。

[622] Re[603][602]: 再度・今年のお祭    神奈備 2003/01/26(Sun) 08:56 [Reply]
> > 天神系に討たれる地祇系の神・人の矢は、矢羽が無かった?
> > (もしそうであれば、簡単に区別はつきます。)
> > などと空想しています。
>
> これ、面白いですね。

『古事記』根の国訪問
 (大国主が)その野に入りし時、すなはち火もちてその野を焼き廻(メグ)らしき。
 ここにその鼠、その鳴鏑(ナリカブラ)を咋(ク)ひ持ちて、出で来て奉りき。その矢の羽
(ハ)は、その鼠の子等(コドモ)皆喫(ク)ひたりき。

とあります。この物語では矢に羽根がついています。国津神の物語ですから、矢羽りあった。

[621] Re[619][618]: 神頼み  玄松子 2003/01/23(Thu) 10:30 [Reply]
> 家屋の材料は、木と草が初めだと思いますが、
> この場合の草は、野の草ではなく、藁などの穀物が材料と考えると、
> 豊受大神も有りじゃないですか。

葦や蘆、荻もイネ科なんですね。(知らなかった)
稲霊の管轄下ということでしょうかね。

[620] Re: 神頼み  神奈備 2003/01/22(Wed) 08:49 [Reply]
屋船豊受姫神
延喜式祝詞・大殿祭には登城しますよ。
小生が見た祝詞は最近のもので、縄や葦などは使わなくなった時代の産物でした。
これからは屋船金山彦神、屋船雷神などを作る必要がありそうですね。

屋船久久能知神 をお祀りした神社(平成CDから)
北海道小樽市 住吉神社摂社木魂神社
秋田県仙北郡角館町 八幡神社に合祀
秋田県南秋田郡八郎潟町 一日市神社
千葉県香取郡山田町府馬 宇賀神社
石川県金沢市戸室別所町 戸室神社
石川県鹿島郡鳥屋町 天日陰比メ神社
長野県諏訪郡下諏訪町 諏訪大社摂社斧立社
奈良県山辺郡都祁村南之庄 國津神社
和歌山県那賀郡岩出町 坂本神社
松江市奥谷町 田原神社摂社番匠祖神社
島根県大原郡大東町大字養賀 稚須祇神社
広島県佐伯郡宮島町 厳島神社
香川県高松市郷東町 木里神社
香川県香川郡香川町 八幡神社摂社屋船神社
愛媛県上浮穴郡久万町 十二社神社二座


[619] Re[618]: 神頼み  玄松子 2003/01/21(Tue) 22:17 [Reply]
> > 鎮祭の祝詞から見ると…

延喜式祝詞・大殿祭には登城しますよ。
参照:『神事宗源』
http://shinto.vis.ne.jp/norito/ootono.htm

> > 平成CDでは屋船の付いている神は元の神とは違う神としているようです。
>  了解しました。感覚的に違うので、ヤハリと云う感じです。
>  ただ、近いものは有るような感じです。何とも曖昧で恐縮です。

家屋の材料は、木と草が初めだと思いますが、
この場合の草は、野の草ではなく、藁などの穀物が材料と考えると、
豊受大神も有りじゃないですか。

[618] Re[617][616][615]: 神頼み  習志野のてつ [Mail] 2003/01/21(Tue) 20:50 [Reply]
> 鎮祭の祝詞から見ると…
なるほど!その手もありましたね。再度検討します。

神奈備HP、広瀬大社(いつもお世話になります m(__)m )
http://www.kamnavi.net/mn/nara/hirose.htm
広瀬大神は屋船豊受姫神か説?刺激的ですね。
ところで屋船久久能知神 をお祀りした神社はありますか?
私の調べでは無いのですが。

> 平成CDでは屋船の付いている神は元の神とは違う神としているようです。
 了解しました。感覚的に違うので、ヤハリと云う感じです。
 ただ、近いものは有るような感じです。何とも曖昧で恐縮です。

私見です。「手置帆負」は、帆掛け舟、帆船だと思ってます。
「屋船…」を見ると、船と家屋は、製作グループは同一だったのでは?

[617] Re[616][615]: 神頼み  神奈備 2003/01/21(Tue) 19:45 [Reply]
鎮祭の祝詞から見ると
礎動き傾く事無く・・産土大神(大地主大神)
棟桁梁戸窓の交錯鳴る事無く・・・屋船久久能知神
工事に携わる手人・・・手置帆負神、彦狭知神

と云うことで、屋船豊受姫神の出番はありませんが、前文に「御食御酒種々の味物を献奉りて・・」とあるようで、これの取り次ぎをする神かも。
平成CDでは屋船の付いている神は元の神とは違う神としているようです。

屋船豊受姫神を祭神としている神社は平成CDでは8社。
宮城県気仙沼市浜見山 紫神社
埼玉県秩父郡大滝村 三峯神社摂社屋船神社
千葉県香取郡山田町府馬 宇賀神社
神奈川県川崎市川崎区中瀬 大師稲荷神社
島根県大原郡大東町大字養賀 稚須祇神社
広島県佐伯郡宮島町 厳島神社
愛媛県上浮穴郡久万町露峰 十二社神社

[616] Re[615]: 神頼み  習志野のてつ [Mail] 2003/01/21(Tue) 11:40 [Reply]
> 工事のときに神木を切ろうとしたら関係者が不幸にあった…
> その意思を発動する主体である祭神なりモノなりが神木に宿ると考えられそうです。

いざというときは神頼み
家を建てる時、「たてまえ」「むねあげ」「上棟式」などと呼ばれる行事があります。
このとき降臨していただく神様が、
1、土地そのものの神
産土大屋神 (うぶすなのおおかみ)
2、家屋の守護神
屋船豊受姫神 (やふねとようけひめのかみ)
屋船久久能知神 (やふねくくのちのかみ)
3、建てる事や人(工匠)の神
手置帆負神(たおきほおいのかみ)
彦狭知神(ひこさしりのかみ)

> …なにかコトを起こしてくれた方が存在の証明になりそうですね。
家を建てるのは(ほぼ)一生に一度の大事なことです。
祭りをしないことで、なにか有ったら困る。困らないように神頼み。
「なにごともなく」無事に済むように祭りは省略できないですね。

ところで、屋船豊受姫神と伊勢外宮の豊受姫神の関係が判らない。
同一神とは考えにくいのですが、強いて云えば。
食べ物は身体を作る素材。木材などは建物を作る素材。無理筋か?

[615] フォースと共にあらんことを  ZOU 2003/01/16(Thu) 19:40 [Reply]
>歴史的に祭神の変わった神社、宗派が変わった寺院はよく見かけます。

工事のときに神木を切ろうとしたら関係者が不幸にあったという話はあちこちで聞かれますが、これはその意思を発動する主体である祭神なりモノなりが神木に宿ると考えられそうです。

では、人の都合で神社の祭神の祭り替えや廃絶がなされたとき(それなりの儀式を執り行ったとして)、まったく何事も起こらなかったとします。これを祭神の側に立って考えるとどうでしょう。

A.旧祭神は納得または泣き寝入りをしてよそに移り、新祭神と入れ替わった。
B.祭神は存在しない。

のどちらかではないでしょうか。Bの場合が、

[605] ZOU>「モノ」が実在しないなら・・・私たちは神社でナニに頭を下げているんでしょうね。

ということになります。なにかコトを起こしてくれた方が存在の証明になりそうですね。

[614] 神の存在を感じる人間が存在することは事実。  サン・グリーン 2003/01/16(Thu) 16:42 [Reply]
こちらには、初書き込みになりますが、よろしくお願いします。

ドイツの有名な登山家で、世界の8000M級の山を制覇したメスナーという人がいます。
彼は、酸素ボンベ無しの登山でも有名ですが、あるとき山頂付近で遭難しかかって意識を失いかけた時に少女が目の前に現れて安全地帯まで彼を先導し無事に下山できたそうです。(下山後、その少女の姿は消えた)
また、神能と言われる「翁」では、舞手が完全に神がかった時には目の前に白い髭のおじいさんが現れて、鏡に映ったようにして舞を誘導すると聞きました。
エフワンレーサーのセナもレース中に神を見たと言っていたそうです。
私は、いま「HADO」という月刊誌の中で「神の波動を感じて生きる」という記事を担当しているので、みなさんのお話はとても興味があります。
神奈備さまの言われるとおり、神の存在を感じる人間が存在することは事実。だと確信しています。
生きている間に私もその存在に出会いたいと願っています。


[613] ちょっと訂正  ZOU 2003/01/16(Thu) 14:24 [Reply]
[611]の発言で無知をさらしたのでおわび・・
因果律→時間の不可逆性とした方が意味が通じやすかったかもしれません。
失礼しましたm(__)m

[612] Re[611]  フォース(力)  習志野のてつ [Mail] 2003/01/16(Thu) 11:58 [Reply]
自然界には4つの基礎的な力(フォース)があります。
http://kamakura.ryoma.co.jp/~aoki/paradigm/4enerugy.htm
人が道具を使わずに感じることができるのは、その中のほんの一部分です。

物理的な「力」以外に、たとえば言葉の「力」も有ります。
「赤」と言った時、目の前に赤いバラがあれば、バラの赤。初日の出を見た人は太陽の色。××系の人は朝日新聞?
 ナニモノかを想起させる「力」はあります。言葉の「力」=言霊を信じますか?
英語圏の人に言っても、多分何も想起しない。このため呪文は、必ず作られた処の言葉です。
般若心経の最後部分「ギャーテーギャーテー…ボージーソワカ」もサンスクリット語。

> …因果律などいくつかの基本法則…
因果律も仏教の話です。
因果律に支配されないのは、悟りを開いた人:維摩経の維摩(ユイマ)さんは、在家で悟りを開いた為、
一切の戒律に縛られず(たとえば酒を飲んでもいい)、悪魔の化身を妻にして平然としていたそうです。
…私も悟りを開きたい…既に開いているのか…

> では人の住むこの世界には、「**ノミコト」という神や人間を超越した存在はいないということでしょうか?
伊勢一宮、椿大神社に「松下幸之助命」と書かれた小さな祠があります。日本の一番新しい「神」の祠でしょう。
私は「乃木神社」(乃木大将を祀る)も、「平田神社」(平田篤胤を祀る)お参りしません。

>  そうであれば人の都合で社寺の神仏の祭り替えはいくらでも可能ということになりますが・・・
歴史的に祭神の変わった神社、宗派が変わった寺院はよく見かけます。
*私見ですが、縄文祭祀跡地に建つ神社がしばしば見かけられるのは、その地勢の良さだけでなく、
被征服者への見せしめ、過去祭祀の否定ではないか?と思っています。

>>★神奈備さん>神、存在を感じる人間が存在することは事実。
> まさに事実なんですよね。
また私見です。今のところ言えるのは。
『「感じる」のが事実で、「存在」が事実とは限らない。「存在」を否定する根拠も無い。』
所により、他には無い「モノ」の気配(これはある種の力でしょうか)を感じるときがある。(人により異なる)

[611] Re[606][605]: モノマニアなお話  ZOU [Mail] 2003/01/16(Thu) 00:15 [Reply]
実在かあ・・・

★てつさん
超音波についての興味深いお話をありがとうございます。超音波っていう名前がいけませんよねえ。可聴範囲を越えているだけで「超」が付くとドエライもののような印象を受けてしまいますが、音波が実在するということはとりもなおさずそれを媒介する物質が実在するということですよね。以下はご教示下さった考え方も含まれます。


写真掲示板で「観念的な話ではなく・・」という表現を使ったように、また神奈備さんが時空間の概念を出されたことに対して私が同意したように、この世界で物質的に存在するかという意味で「実在」という言葉を使いました。言葉足らずだったでしょうか。核融合反応による輻射エネルギーを「恵み」と感じたり、人と様々な何かとのつながりに縁や恩・想いを感じるといった人間側の心理的な話ではなく、音波が実在するように測定・計測する事ができる何かが在るのだろうかと思ったんです。

四次元時空という言葉を使ったのも、話を物質世界に限定したかったためです。この世界は、例えば質量の保存則や因果律などいくつかの基本法則が存在しますよね。神なる「モノ」がそれらの基本法則に左右されずにこの世界に影響を及ぼすことができるならば、それはまさに全知全能の「GOD」でしょう。

ですが、記紀の神々や山水草木の精霊が存在したとしてもそこまでの力は無いでしょう。記紀の神々はあまりにもちっぽけで同時に身近でもあります。もし存在するとしても、私たちと同じように、基本法則に支配されるこの世界の住人ではないかと思えてしまいます。

「肉体を持たずに活動できる・・・」と表現したように、肉体を持たない意識体ともいうべき「モノ」は存在するのだろうかと思ったわけです。それは気体のような状態でしょうか、それとも空間にエネルギーの場を結んだものかはわかりません。脳を拠りどころとせずに人と同じような意識を持てるかということもとりあえず棚上げです。ともあれ物質世界に何らかの形で存在するのなら「実在」と言いたかったわけです。

それは人が死んでからも肉体を脱ぎ捨てた状態で活動できるのかということに通じると思います。平たく言えば霊魂ですね。ですがこのテの話には答えは出ないでしょうし、私にもまったくわかりません。


★玄松子さん>神は、実在しないがために、あらゆる場所(神殿、石、木、人)に存在できるのではないでしょうか。

では人の住むこの世界には、「**ノミコト」という神や人間を超越した存在はいないということでしょうか? そうであれば人の都合で社寺の神仏の祭り替えはいくらでも可能ということになりますが・・・

★神奈備さん>神、存在を感じる人間が存在することは事実。

まさに事実なんですよね。
あるところで話す機会があった人ですが、三輪山を下山中、背後にずっと目には見えないけれど意思を持った何かの存在を感じていたそうです。三輪をはじめこういう話はあちこちにありますが、これこそが肉体を持たない意識体ともいうべき「モノ」かも。じつは私の勤め先にも「出る」んです。私以外の複数の人が見ていますので。

★神奈備さん>人間の脳細胞をフルに活用できれば、違った世界が見えるのかも。

室戸岬で真言を繰り返し繰り返し唱えれば、脳細胞が活性化してモノの世界が見えるかもしれませんね。ひょっとしたらモノたちも電気信号で情報のやり取りをしているかも。

[610] Re[609][608]: モノマニアなお話  神奈備 2003/01/15(Wed) 22:00 [Reply]
 薬も滝修行もやったことがありませんので、見え方の差はわかりませんが、何でもいいから見てみたいとは思いますね。
 人間の脳細胞をフルに活用できれば、違った世界が見えるのかも。カールセーガンの小説で、その場所を動かないまま、宇宙旅行をおこなった話がありましたが、そう云うものと共通項があるのかも。

[609] Re[608]: モノマニアなお話  玄松子 2003/01/15(Wed) 20:57 [Reply]
> 神、存在を感じる人間が存在することは事実。

人によって、それは神と見たり、仏と見たり、ゴッド、アッラーなど。
あるいは、妖精、精霊。あるいは、悪魔と見るかもしれません。

電磁波の影響でも、薬の影響でも、同様の現象はありえます。

そのようにして「見えるもの」を神と認識することは、僕には抵抗があります。

[608] Re[606][605]: モノマニアなお話  神奈備 2003/01/15(Wed) 17:40 [Reply]
神、存在を感じる人間が存在することは事実。滝にうたれるとか山岳修行によってSWがonのようですね。とんでもない不幸もそうかも。

運不運、ツキは存在するようで、ツキは乱数の移動平均で示せるのではと思います。従って冬来たりなば、春近し、となるんでしょう。

この前ある会合で健康長寿の遺伝子の話を聞きました。まさに”布留の言”そのもので、これを励起するのは”笑うこと”と仮定して、筑波大の名誉教授さんと吉本興業とで実験にかかるそうです。観劇前後の遺伝子の差を調べるとか。この話を実にまじめな顔をしてしゃべっていたのが実に印象的。

[607] Re[605]: モノマニアなお話  習志野のてつ [Mail] 2003/01/15(Wed) 12:43 [Reply]
> 写真掲示板から続き。
 ZOUさんの豚神様、面白いですね。
 マブタ話
 瞼を開かないように細工をした蝙蝠(こうもり)を、糸を縦横にめぐらせた部屋に放つ。
周りが見えないはずの蝙蝠は、見事に糸を避けて飛び回ります。
これは蝙蝠が超音波で空間認識をするからです。超音波を使った有名な道具に犬笛があります。
犬笛は、犬には聞こえ人には聞こえない音を利用します。
『ヒトは約20−20000Hz(ヘルツ)、犬やこうもりは数万ヘルツの音(超音波)を
聞くことができます。犬は65〜50,000Hzの周波数の音をとらえることができるといわれ
ています。人の耳は16〜20,000Hzの範囲までといわれ・・・』
日本警察犬協会のHP
http://www.policedog.or.jp/chishiki/kankaku.htm
超音波の存在を、人が「実在」として判ったのは、人類史上最近の出来事
中世のヨーロッパで犬笛使ったら、魔法使い扱いでしょう。

>>神を感じる遺伝子が発見されて、それのスイッチをオンにする方法は、・・・
> 空想でなくありうる話かもしれませんね。聖地に電磁的な場があって、・・・
 聖地でよく、磁石が効かない場所、と云うのを聞きます。
 近くに磁性を帯びたもの、鉄鉱石などがあると、磁石は北を指さなくなります。
 水のある所は電流が流れ易い=電磁波が発生し易い=電磁的異常が出易い
 人は微弱電流による電磁的異常でも、不安を感じるそうです。人により感じ方は違うけれど。
 
巨木や巨石は、質量がある=重力に異常を発生。但し微小なので、極一部の人しか感じられない?

ユニークな神様
猫好きには有名ですが、徳島県阿南市に「猫神様」が祀られています。

[606] Re[605]: モノマニアなお話  玄松子 2003/01/15(Wed) 10:57 [Reply]
> 「モノ」が実在しないなら・・・私たちは神社でナニに頭を下げているんでしょうね。


まず、「実在」の定義が必要ではないでしょうか。

・小説の主人公は、実在しませんが、他人とのコミュニケーションにおいて、共通認識は可能です。
・ご来光に手を合わせますが、単に太陽という実在する物体に手を合わせているわけではありません。太陽の「恵みや機能」に感謝し、その太陽が出現する「瞬間」に感動します。通常、日中の太陽に手を合わせません。

「恩」は測れないし、量れないし、計れません。これは実在するのでしょうか、しないのでしょうか。

神は、実在しないがために、あらゆる場所(神殿、石、木、人)に存在できるのではないでしょうか。

[605] モノマニアなお話  ZOU 2003/01/14(Tue) 19:23 [Reply]
写真掲示板から続き。
神奈備さん、丁寧なレスをありがとうございます。
四次元時空の概念を用いてで説明されるあたり、私と同じ方向の考え方かもしれません。社寺を詣でられることが多いみなさんも、神仏についてお考えになることがあると思います。

>神を感じる遺伝子が発見されて、それのスイッチをオンにする方法は、磐座などに、森厳な森に行くなり、滝にうたれるなり、一宮参拝を行うなど、なーんて、空想しますね。

空想でなくありうる話かもしれませんね。聖地に電磁的な場があって、それが脳を活性化させるなら、で、肉体を持たずに活動できる神と呼ばれる「モノ」が実在するのなら、「モノ」とコミュニケーションをとることができるかもしれません。ならば、式内の名神大社も豚豚神社も同じ価値を持っているのではないかと思います。

「モノ」が実在しないなら・・・私たちは神社でナニに頭を下げているんでしょうね。

この話はまたいずれ機会がありましたら・・・

[604] Re[603][602]: 再度・今年のお祭    神奈備 2003/01/13(Mon) 17:51 [Reply]
長髄彦が神武天皇に見せた饒速日尊の天羽羽矢を見て、天神の子孫であること真なり、と云うことになっていますね。羽羽ねを蛇とする説もあるようですが、羽付=天津神の子孫、羽無=国津神の子孫のほうがおっしゃるように分かりやすいお話です。
銅鐸に矢の絵がありますが、矢羽は見えません。あっての描かないのかもと思っていましたが、無かったのかも。そうすると天神である饒速日尊=物部=銅鐸製造・祭祀氏族の構造は崩れて来ます。どの等号がおかしいのやら。
 布留遺跡で発見された矢は桧製だそうな。

 話は変わりますが、昨日和泉市をうろついておりました。泉州一帯は大きな川もなく、ため池は目立つのですが、溝の分岐の場所だけはコンクリート製の立派なものが出来ていました。溝の分岐の川幅については過去の伝統が残っており、五分五分とか一対二とか、現在の水の需要が変わっていてもなかなか変えられないようです。水利権、水に関する「利権」なんですね。

[603] Re[602]: 再度・今年のお祭    玄松子 2003/01/13(Mon) 13:37 [Reply]
> 天神系に討たれる地祇系の神・人の矢は、矢羽が無かった?
> (もしそうであれば、簡単に区別はつきます。)
> などと空想しています。

これ、面白いですね。
これだと、神武東征のヤタカラスの先導、金鵄が弓ハズに飛来しナガスネヒコを討ったこと、天羽羽矢なども、ややこしい説明抜きに納得できますね。

[602] 再度・今年のお祭    習志野のてつ [Mail] 2003/01/13(Mon) 12:17 [Reply]
1月10日(金)香取神宮の第一の摂社、側高神社で「ひげなで祭り」
がありました。この神様、神名不詳。北から馬2〇〇〇頭を勝手に
持ち帰ったため(馬泥棒)北の神に追跡されます。ある伝承では
潮干玉、潮満玉で、その追撃を逃れたとか。
この二つの玉は、天神系の道具=山幸彦が海神からもらったもの。
水を、キチンと管理する水利・土木技術では?
 
1月16日(木)香取神宮で星鎮祭(ほしずめまつり)があります。
 星鎮祭? 星を鎮める?
鹿島神宮では星を静めたのは別の神様ですが、香取神宮では、
祭神御自ら出向かれて、騒ぐ星神を討伐したことになっています。

近くの八日市場市平木に星宮神社があります。
ここでも「オビシャ」があります。但し独特。
矢は神の力で飛ぶ。このため矢羽はついていません。

天神系に討たれる地祇系の神・人の矢は、矢羽が無かった?
(もしそうであれば、簡単に区別はつきます。)
などと空想しています。

[601] Re[600]: 今年のお祭  神奈備 2003/01/06(Mon) 08:12 [Reply]
東金砂神社は日吉大社からの勧請と云われていますね。よく似ている名ですね。少彦と少名彦、どちらもすくなひこ。
72年に一度の祭りですか、ハレー彗星か南海大地震のようなものですね。阪神の優勝もか!!

御室山に火鑽金火打石を収めて祀っていたとの伝承を持つ金鑽神社(式内社名は金佐奈神社)は当地では相当の古社のようで武蔵二宮とされています。
3年前の神奈備掲示板にちらりと書いたのですが、当社近辺に五行説による神社が勧請されたのではないかと神職の方から教えてもらったことがあります。
式内社の今城青坂稲実池上神社は水神(祭神:淤迦美神)などだったと思いますが、具体的神社名はまた聞いておきます。

[600] 今年のお祭  習志野のてつ [Mail] 2003/01/05(Sun) 20:55 [Reply]
今年三月は、昨年カキコミあった、東と西の金砂神社(茨城県)の大祭があります。
なにしろ72年に一度。一生に一回(ごくわずかの人は二回)立ち会えるかどうか。
前々回は江戸時代、前回は戦前、851年以来17回目となれば、やはり凄い。
http://www.higashikanasa.or.jp/

金砂(カナサ)と、武蔵の国ニノ宮金佐奈(金鑽)神社(カナサナ)は、よく似た言葉
(神社名)だが、何か関係があるのか知らん?倭武命が火打石を埋めたのなら、二箇所
に埋めることも無いだろうから無関係か?打ち付けるには二つ無ければと考えても、
東西二ヶ所あれば十分なのに。いずれにしても、ぜひ行って見たいと思ってます。

我が家の近く(千葉県船橋市)では十一月、三山七年祭り。こちらは比べればそれ
程珍しくは無いけれど、まあ珍しい。これも見物に誘われていて、いく予定です。

[599] Re[598]: 無題  神奈備 2003/01/05(Sun) 19:04 [Reply]
> 他に鏡のお守りとか売ってる神社しってたら教えて頂けますか?

どなたかご存じありませんかねー。

[598] 無題  ゆき 2003/01/04(Sat) 15:42 [Reply]
他に鏡のお守りとか売ってる神社しってたら教えて頂けますか?

[597] Re[596]: 鏡のお守り  神奈備 2003/01/04(Sat) 09:06 [Reply]
> 毎年お正月の三日間だけ授与される奈良の鏡作坐天照御魂神社の鏡はいったいどんな鏡なんですか?
とりあえずです。
頂いたことはありませんが、神獣鏡で、直径五寸程度のものだとか。

[596] 鏡のお守り  ゆき 2003/01/04(Sat) 03:10 [Reply]
毎年お正月の三日間だけ授与される奈良の鏡作坐天照御魂神社の鏡はいったいどんな鏡なんですか?

[595] Re[594]: 正月行事  ユアン [Mail] 2003/01/03(Fri) 23:34 [Reply]
>なにがしさん
和歌山地方の正月行事について教えてくださってありがとうございます☆
福岡以外で朝風呂の風習があるのを始めて知りました。
「ふうふ なか むつまじく」という語路合わせ、面白いですね。
そういえば、串柿の柿ってサイズが小さいですよね、普通の柿とは種類が違うんでしょうね。
そしてやはり料理には出ませんか。
正月の風習って、地方によって全然違いますね。
仏壇に柏手というのも変わった風習だと思います。

>神奈備さん
>神奈備も青草も単なる好みみたいなものです。歓迎いたします。
ありがとうございます。そうか、好みの問題かあ…。
ユアン的には青草の方がお気楽でお好みですよ☆
調子に乗り過ぎないよう注意してます(笑)
そうそう、写真掲示板の方も覗いてみました。面白そうですねえ。
フィールド調査でたまった写真、ロムに焼いて整理していつかご披露したいです。
カメラは一眼だし、スキャナは壊れたし、写真のデータの整理が大変です。

[594] ユアン様  なにがし 2003/01/03(Fri) 14:01 [Reply]
>正月元旦に朝風呂にはいり、服を新しくする
和歌山のかつらぎ町の天野と言う土地では、新年明けて朝お祝いをするところでは朝風呂にはいります。しかし、服を新しくする風習はなかったかと思います。

>正月料理の干し柿にどういう意味があるのか
かつらぎ町では「ふうふ なか むつまじく」だったか2こ 6こ 2こ合計10個を串にさすようです。これは鏡餅とみかんの間に置きます。ただ、料理にでは出ません。

余談ですが、天野と言う土地では、元旦のみ仏壇にかしわ手をうつそうです。

[593] Re[592][590][588]: 正月行事  神奈備 2003/01/03(Fri) 08:52 [Reply]
> 門松…南紀の門松は椎の木を使うのですね。ウチでは年末の餅つきの時に使う杵を
> まてばしいの木で作ります。椎の木にはなんらかの意味が有るのでしょうか。
南紀の山々には多いと云うこと、家が繁栄すると云われます。

> この質問、神奈備の方でやっちゃったらダメ?あちらは高尚な論を交わす場ですよね。
神奈備も青草も単なる好みみたいなものです。歓迎いたします。

[592] Re[590][588]: 正月行事  ユアン [Mail] 2003/01/03(Fri) 02:22 [Reply]
神奈備さん、てつさん、色々と教えてくれてありがとう御座います。
朝風呂…これは福岡周辺の風習なのかな?ユアンも関東の友達に聞いてみたコトが
ありましたが、「なにソレ?」と怪訝な顔をされました(笑)あるいは逆に、
関東地方に無い風習で、その他の地域にはあるのかもしれないですね。
ユアン的にはコレは禊の意義があるんじゃないかなと根拠はないですが思ってました。
晴れ着に袖を通す前のコトだから、精進潔斎の意味かもしれないですね。
栗箸…福岡では栗箸を使うみたいです。最近は市販の柳箸を使う家庭も多いようですが。
あとで親戚に聞いてみたら、もちがくっつかないように栗を使うんだそうです。
大学の授業で、正月に使う箸は柳箸だときいたような気がして、どっちが正しいのか
ちょっと混乱してました。でも多分一般的には柳箸というのが正しいのでしょうね。
なら栗箸を使うというのはレポに使えるネタですね。うしし!
除夜の鐘…コレは和尚さんが撞くモノで、一般人はつかないというのを聞いたコトがあって、
コレもどちらが一般的なのかと迷ったもののひとつでした。
でも、檀家の人たちが撞くという風習は結構あるのですね?フライングするトコでした(笑)
干し柿…我が家や親戚の家では元旦のお膳に、黒豆、田作り、大根の酢漬け、
それに干し柿が並びます。大根は千枚大根の場合が多いです。そしてちょろぎをのせます。
博多はぶり雑煮が有名ですが、ウチはさわらで作ります。
そして親戚の家ではなんとするめをひと切れいれていました。
逆に干し柿はお供えにはしないです。このへんは特殊なのかな?
もともと正月に干し柿を用いるのは関西から西の方の風習だと聞いたコトがあります。
しかしそれはあくまでお供えであって、お膳にのるモノでは無いのかなあ?
門松…南紀の門松は椎の木を使うのですね。ウチでは年末の餅つきの時に使う杵を
まてばしいの木で作ります。椎の木にはなんらかの意味が有るのでしょうか。
そういえば仲哀天皇のまつられるのは香椎の宮です。ここにも椎が…。
門松ではないですが、親戚の家では正月の神棚に松竹梅を飾るそうです。
年末に山から切ってくるそうです。コレは逆に古い門松の様式を残しているようですね。
なのにかんじんのシメ飾りはつけないそうです。これもまた謎なり(笑)

おふたかたからこゆーいご示唆を頂き、これでレポは貰ったも同然!(笑)
でもほかの地方の方々にも聞いてみたいですね。神奈備の方がヒトいっぱいいますよね?
この質問、神奈備の方でやっちゃったらダメ?あちらは高尚な論を交わす場ですよね。
ユアンは存在自体却下?(笑)

[591] Re[590]: 正月行事(※今年も宜しく願い致します)  日雲 2003/01/02(Thu) 16:03 [Reply]
>「怠け者の正月働き」

(TдT)

[590] Re[588]: 正月行事  習志野のてつ [Mail] 2003/01/02(Thu) 12:37 [Reply]
私の家は、両親共に横浜生まれ・育ちでした。
1、ハレとケ
お正月は、ハレの日なので、新しいおろしたて(未使用)の下着と、外出用の服(晴着)が枕元に
置いてありました。「晴着」も、もはや死語ですね。朝風呂の習慣はありませんでした。
なにか禊や祓いを思わせますね。
小学校の先生の話、「除夜の鐘を聞きながら風呂に入るのが一家の長だ。」とか云ってたな〜
2、箸
折れると縁起が悪い、とのことで、折れにくい柳箸が普通らしい。(「箸」法政大学出版会ものシリーズ
・だったと思います。)栗箸は初めて聞きますが、同様の主旨かと。
私の記憶では、なんだか派手目の袋に入った割り箸を使っていたようです。普段とは違う箸でした。
「山の端を気の強い所」までは気付きませんでした。
3、蔵  蔵は無かったので不明
 お正月は働かない。働くと「怠け者の正月働き」とバカにされました。これに近いことでしょうか。
4、除夜の鐘  世田谷の九品仏近くに親戚があり、従兄弟と「撞きに行こう」と話したことは
有りますが、子供だったので眠ってしまい、実際に行ったことは有りません。
5、正月料理の干し柿…?「干し柿」が珍しいのでは?普段なら食べますが、お正月は出てきません。
6、干し柿をクシに差す… 判った!鏡餅のお飾りです。あれは鏡開き迄食べませんでした。
7、門松 竹三本(天地人)を並べ、下を松葉で丸く作ります。
  無いときはただの松の枝。1M程度を玄関の両脇に立てます。

お正月の風習、自分では一般的と思っていましたが、考えてみると変ですね。

[589] Re[588]: あけましておめでとうございます☆  神奈備 2003/01/02(Thu) 11:40 [Reply]
> みなさまあけおめです☆
今年もよろしくお願いいたします。

南紀の正月の特徴

椎の木の門松。平素から山でまっすぐ伸びた繁りのよい木を物色しておきます。
二本立てて榊を添え注連縄を引き渡します。椎の木を支えるためにユヅエと云う杭を添えます。
ユヅエも椎の木でつくり、皮を剥ぎ、頂部には十文字に切り目を入れます。

紀北の話
小原庄助さんはなし 除夜の鐘はあり 箸は柳。

余談ですは箸は橋と同じく異界と繋ぐ役割があるんですね。皿と人間。山の端を気の強い所としますが、これも同じ意味だったのかも。イントネーションの違いなんかは後からの理屈かも。


[588] あけましておめでとうございます☆  ユアン [Mail] 2003/01/01(Wed) 23:33 [Reply]
みなさまあけおめです☆
どのようなお正月をお過ごしですか?
ユアンは正月行事のレポを冬休みの課題で出されたので
親戚の家を密着取材なんかしている正月です(笑)

ところで大晦日に一晩中起きているという風習って
なんか庚申の風習に似てますね。
ところで、正月元旦に朝風呂にはいり、服を新しくするというのは
全国的な風習でしょうか?
あと、正月に使う箸は「柳箸」ですか?「栗箸」ですか?
蔵に御鏡をお供えして、正月三が日は蔵を明けないというのは
農家では一般的に見られる風習でしょうか?
大晦日に除夜の鐘をつきにいくという風習は一般的ですか?

地元の事を書くだけに、どれが特殊な風習なのか分かりません。
一応地元の郷土史とか、柳田の「年中行事〜」などを読んではいますが
ピンポイントの記述を探せずにいます。
どうぞ皆様暖かい助言を下さいまし。
それと正月料理の干し柿にどういう意味があるのか知ってるヒトいませんか?
干し柿をクシに差す風習はそれまた特異なモノなのでしょうか。
皆様〜☆プリーズティーチミー!

[587] 明けましておめでとうございます。  習志野のてつ [Mail] 2003/01/01(Wed) 12:39 [Reply]
新年はめでたいこと。
旧暦(数え年)では、新年にひとつ歳を加えること。
正月に里帰りすること。

古来歳(トシ)を越すのは大変でした。
大晦日の真夜中、外部から見えない怪獣「歳」がやってきて、命を奪い去っていきます。
これを防ぐ為、中国系の文化をもつ地域民族の多くは、大晦日には爆竹を鳴らし、大騒ぎ
の中で眠らずに歳を越し正月を迎えます。「歳」は大騒ぎが嫌いだし、寝ていると命を奪
われるから、やって来ないように騒ぐのです。さて新年の翌日(正月二日)、実家の部落は
無事か確認に行きます。「年は越せた」かどうか、実家に帰って確かめます。
無事に「年越」できると、ひとつ歳を加えることになります。

これを読んでいる皆さんは、無事に歳を越せた=ひとつ歳を加えることができた、わけです。
で、新年おめでとうございます。
注)大国主の子供「大歳」は、この「歳」とは無関係です。


神奈備掲示板、あさもよし掲示板 過去ログ集




神奈備ホームに戻る


inserted by FC2 system