白山神社
春日井市二子町2−11−3 ゼンリン



交通
城北線味美(あじよし)駅より 南東300m
城北線はJR中央線勝川駅連絡(400m)で、勝川−味美−比良−小田井−星の宮−枇杷島を25分で連絡している。昼間は1時間に1本。



祭神
伊邪那岐命、伊邪那美命、可美真手命、菊理比売命、天児屋根命
摂社 神明社(天照大神)、御鍬社(豊受比売命)、国府社(尾張大国魂神)、津島社(須佐之男命)、秋葉社(火具都知命)、熱田社(倭建命) 、金比羅社(大物主命)、厳島社(市寸島比売命)



注釈
 物部氏の可美真手命もしくは御子の味饒田命の墓と言われる前方後円墳の頂上に神明造の本殿が鎮座。二子山古墳の一角、5世紀末6世紀始めの古墳群。
 庄内川周辺の物部氏系の豪族の力をいかんなく示している。
 本殿と拝殿の間に中殿に祭文殿拝殿がある。
 味鋺から遷座し、物部神社(祭神可美真手命)を合祀したと伝えられている。
 可美真手命は饒速日命の御子で、物部氏の祖神とされ、神武東遷の時、長髄彦を討って神武に従い、後に石見に移って物部神社に祀られたとも伝えられている。 また、尾張も古来より物部氏にゆかりが多い土地である事はつとに指摘されている通りである。
 白山神社は白山信仰の普及で全国に2716社あり、総本山は石川県石川郡鶴来町の白山本宮である。菊理比売命は白山比淘蜷_の別名とされる。



たたずまい
 前方後円墳の木々の中に鎮座。楠木などが多い。


拝殿


鳥居





お祭り
10月 9日 前夜祭、10日 秋例祭


『平成祭礼データ』から 

 わが白山神社は、本殿に五柱の神様をお祀りしています。 その中の菊理比売命、伊邪那岐命・伊邪那美命は、石川県石川郡鶴来町の白山本宮(加賀一の宮)白山比盗_社の御分霊です。
 この三社の神様は味美の親村、旧名春日井郡味鋺村(現在名古屋市北区楠大字味鋺)の白山薮におまつりしてあったのを、今から三百十余年前(万次二年八月十七日)に現在地へ御遷座したてまつったのです。
 当地はその後天明四年六月味鋺から分村独立し味鋺原新田となり、明治二十二年十月一日味美村と改名更に明治三十九年七月十六日勝川町大字味鋺となり、昭和十八年春日井市制施行後においても、たびたび町名が変更されて今日にいたっています。
 ここに白山社をおまつりしたのは、中世(千二百余年前から)以来加賀の白山を信仰して、その霊威を諸国に広めた修験者たちが、とくにこの地をえらんでその御分神を奉祀したものと思われます。
 以上

物部氏ホームページ

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