生田神社
神戸市中央区下山手通1-2-1 its-mo


鳥居と楼門

交通案内
三宮駅北へ500m

祭神
稚日女尊

境内社
住吉神社 表筒男命、中筒男命、底筒男命
八幡神社 應神天皇
諏訪神社 武御名方命
日吉神社 大山咋命  松尾神社 大山咋命
稲荷神社 稻倉魂命
蛭子神社  蛭子命
市杵島神社 市杵嶋姫命
戸隠神社 手力男命
大海神社 猿田彦命
塞神社 道反神
人丸神社 柿本人丸
雷大臣神社 雷大臣命
天照皇大神宮社 天照大御神

本殿

塞神社雷大臣神社人丸神社

由緒
 稚日女尊は稚く瑞々しい日の女神と云う意味の神の名である。天照皇大神の幼名や妹神とされ、和泉の日根神社のように丹生都比売大神の別名としている神社もある。紀の国高野天野の丹生都比売神社では丹生都比売を天照皇大神の妹神としている。
 日本書紀に「稚日女尊が機殿で神服を織っている所へ素盞嗚尊が、逆剥の斑駒を殿内に投げ込まれた為、稚日女尊は大いに愕き給ひ」と見える。更に神功皇后の巻に「恰度神戸敏馬の沖合にて皇后の御舟が、海中にって進むことが出来なかったので、務古の水門(和田岬)に還りまして占はれた所天照大神、誨へられて我が荒魂は皇居の近くに居るべきでない。御心広田国に居らんと言い葉山媛をして祭らしめられた。また稚日女尊誨へられるよう、吾は活田長峡国居らむと、海上五十狭茅に命じて生田の地に祭らしめ。」とある。
 この時に大阪・住吉大社と神戸・長田神社、西宮・広田神社を同時に祀り、これを四社鎮祭と言う。

 別に唐からうつぼ船に七歳の少女と男児が流れ着いたのを神と祀ったとある。母を大比留女と言う。

 敏馬神社との関係が深い。新羅の使節が来朝した際、生田神社で醸した酒を敏馬崎で給したと言う。美奴売の神は水神でもあり、丹生都比売であろう。


お姿
 元々今の新幹線新神戸駅の布引山に鎮座していたが、砂山であり、崩れかかったので現在地に遷移したという。
 震災で大きい被害を受けたが、復旧している。都心の七五三のにぎやかな参拝社であふれていた。

 生田の森 本殿背後の史蹟、福原の旧都の東の大手で、平氏城郭の一ノ谷の東門、義経に追われる。 また楠木新田軍と足利軍との衝突、織田と荒木の戦場でもあった。西国への要所ということであろう。

生田の森の大楠

生田森坐神社「神功皇后」

お祭り
 4月 15日 例祭 桜祀り
 7月 15日 例祭 道饗祭千燈祭
 9月 20日 秋祭り


生田神社御旅所 兵庫宮  兵庫県神戸市兵庫区大開通6-4-8 its-mo

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